ブログへ訪問していただきまして、ありがとうございます。
元自動車整備士・元社会人営業マンを経験した現整体師。
転職したことで天職にめぐりあえた、さかい快福整体堂の市川 猛(いちかわ たけし)です。
本日お伝えするテーマは股関節の体操です。
というのも、股関節に不具合がおきると↓
股関節痛・ 股関節の柔軟性が失われる・脚を引きずって歩くような感覚になる・脚全体が重たい・靴底の減り方が左右で異なる・階段の上り下りが辛くなる・膝痛・背中痛
など、股関節だけではなく、その他の箇所にも影響を及ぼしてしまいます。
それもそのはず、股関節は骨盤と脚を「つなぐ」連結部分の役割を担っているからです。
股関節の不具合を放っておくと、軽度~中度~重度と段階的に状態が悪くなることで、治療期間が長引いてしまいます。
そこに齢を重ねることで、最終手段として「股関節の手術を検討しなければならない。」
なるべくそうならないためにも、今のうちからしっかりと股関節のケアをおこなう。
あるいは整体などを受けて、身体を大切にしていただきたいと願っています。
本題に入る前に、股間節の基礎知識からお伝えさせていただきますね。
股関節の役割
股関節は、人体の関節の中で最も大きい関節で、私たちの脚を前後左右・ななめ方向弧を描いて動かすことができるように、大腿骨頭(ふとももの骨)が寛骨臼(骨盤)にはまり込み、股関節を形成しています。
さかい快福整体堂 股関節痛専門のページから引用
股間節に不具合がおきる原因は、以下の通りです↓
① 股関節を支える筋肉が弱っている
② 股関節や周辺の筋肉が著しく固くなっている
③ 横すわり(お姉さん座り)をよくしていた、もしくは今もしている
④ 脚を組む、足首をクロスさせる姿勢をよくする
⑤ 幼少期における先天性股関節脱臼
⑥ 老年期における変形性股関節症
ワンポイント解説
⑤と⑥については、どこまでよい状態に近づけていけるのか?
ご本人様の意向を聞きながら改善を目指すことになるでしょう。
①と②については、筋肉をつける、筋肉をほぐす
③と④は、姿勢を正す、矯正をする
つまり、①~④は私生活の見直しと整体で十分改善できる原因です。
股関節痛の予兆サイン
このセクションでは、これまで股関節痛でお越しくださった方の声を参考に、股関節に不具合がおきる予兆についてまとめてみました。
意図として、このブログを読んでくださった方が早期発見!気づいていただくことで、股関節の状態が悪化することを未然に防げるかもしれないと思ったからです。
早速、ご覧ください↓
✅ 開脚時に左右で開き方が異なる・あぐらをかいた時に左右で開き方が異なる ✅ 歩いた時や階段の上り下りで、片側の脚が重たく感じる(右左、右左、右左とテンポよく歩くことがむずかしい) ✅ O脚、厳密に言うと右と左で膝の開き具合が異なる ※この場合、膝が開いている側の股関節に不具合がおきやすく、脛の筋肉も痛い場合があります ✅ 股関節周辺から、コリコリ・ポキポキなど音が鳴る ✅ 就寝前など安静時に、股関節周辺やお尻の筋肉に鈍い痛みを感じる時がある ✅ 最近になってテニスやフットサルなど、激しいスポーツをはじめた ✅ 転職で立ち仕事になり、片方の脚を軸足として立つ機会が多い ※この場合、軸足となる股関節に不具合がおきやすいです
あなたの悩みや不安を少しでも解消するために、上記以外で気になる日常シーンがありましたら、メールかLINEにてご質問ください。
股関節に不具合があるかどうか自分で検査する方法(4の字検査)
【画像で説明】股関節4の字検査(右バージョン)
① どちらかの脚を上げてください(④で反対側の脚を上げていきます)
② 足首を反対側の膝のお皿の上側にひっかけてください
ポイント
膝のお皿の上側にひっかけるポイントは、足首と膝のお皿の上が安定したところを探ると見つかりやすいですよ。
③ 脚をゆっくりと外側に倒していき、安定したところの位置を覚えてください
位置を覚えるポイント
・目でおおよそ覚えておく
・誰かに写真を撮ってもらう
・タイマーを使って自撮り
一連の流れを動画でチェックしてください↓
【動画でチェック】股関節4の字検査(右バージョン)
【感想】
まず私の場合は、右脚を上げた時に制限(もっと上がると思っていたけど上がらない)を感じました。
そして、脚を倒していく途中でひっかかり、それ以上は倒れませんでした。
④ 反対側の脚も、手順①②③通りにおこなってください
【画像でおさらい】股関節4の字検査(左バージョン)
【動画でおさらい】股関節4の字検査(左バージョン)
【感想】
左脚の方が高く上がりスムーズに動かすことができています。
そして右脚と比較すると、よく倒れていることがわかります。
【検査結果の判定】 倒れにくい(固い)側の脚を、股関節体操の対象とします。 ※私の場合、対象は右側になります ポイント 100人いれば100通りの股関節の状態がございます。 そのため、あまり倒れない。すごく倒れるなど個人差があります。 もし左右の開き方に著しい差がある場合は、倒れにくい(固い)側の股間節体操を念入りにされるといいでしょう。 ※お願い※ 実際に私が、あなたの股関節の検査を直接おこなっておりませんので、ポイントの説明が当てはまらない可能性があることをご了承ください。
4の字検査の結果を自己分析すると、普段施術をおこなう際は利き腕である右腕をよく使います。
施術中は力を入れる場合が多いため、いつも右側の脚を軸として体を支えています。
それに伴い、腕・背中・臀部・腰部・股関節など、どうしても右側が固まりやすくなります。
その結果、左脚と比べると右脚の動きや倒れ方が悪い(固い)と分析します。
ゆったりリラックス気分でゆらゆら~股関節カエル体操~
股関節の不具合を解消・予防をするために、さかい快福整体堂が一押しする股関節カエル体操をご紹介します。
【画像で説明】股関節カエル体操
① うつ伏せになり、脚をカエルのように、できるだけ最大限まで曲げてください
※4の字検査で倒れにくい(固い)側の脚から曲げてください
ポイント
・右脚を曲げる場合は、顔を右に向ける
・左脚を曲げる場合は、顔を左に向ける
変化を実感する方法
脚を曲げた状態でカラーマグネットやボールペンなど、目印になるような物を床(膝の高さ)に置いておくと、ビフォーアフターとして実感しやすいです。
※ 目印になる物を置く具体的な方法は、動画を参考にしてください↓
次に反対側もおこないます。
② 顔を反対側に向けて、手順①の通りに脚を曲げてください
変化を実感する方法
脚を曲げた状態でカラーマグネットやボールペンなど、目印になるような物を床(膝の高さ)に置いておくと、ビフォーアフターとして実感しやすいです。
私の場合、カラーマグネットの位置はこのようになりました↓
ワンポイント解説
左のカラーマグネットが高く、右は低いです。
前述した4の字検査でも、右脚が倒れにくかったですから納得です。
カラーマグネットの位置が低い方の股関節が固い(股関節体操の対象)と再認識することができました。
いよいよここから先が、股関節カエル体操のメインの説明になります。
まず体勢を整える目的で、もう一度手順の①
うつ伏せで脚をカエルのように、できるだけ最大限まで曲げてください。
※私の場合、右の股関節が体操の対象となりますから顔を右に向けて右脚を曲げています
③ 骨盤(お尻全体の認識で大丈夫です)を左右に10往復、ゆらゆらと動かしてください
※③の手順については、言葉の説明よりも動画をご覧いただく方が分かりやすいと思います↓
【動画でチェック】股関節カエル体操
ポイント
可動域いっぱいになるまで、骨盤(お尻全体の認識)を左右に動かすのではなく、動画のような動き幅で大丈夫です。
【別の角度でチェック】股関節カエル体操
【参考動画】左の股関節が対象になる方は、こちらの動画を参考にしてください
④ おわりましたら、②のポイントでご説明した目印になるような物で、ビフォーアフターを確認してみてください。
私の場合、カラーマグネットの位置はこうなりました↓
黄色のカラーマグネット:股関節体操前
赤色のカラーマグネット:股関節体操後
左側は変化がなく、右側のカラーマグネットの位置が左側に近づいてきました。
【補足】
・1日1回 3分以内でおわる股関節体操です
起床時でも就寝前でも、あなたのライフスタイルに合わせておこなってくださいね。
体を動かす習慣をあなたにも
このブログは2021年8月5日に公開したもので、大阪は4回目となる緊急事態宣言中です。
私が感じる、これまでのコロナ禍は、運動不足が常態化しています。
リモートワークや外出自粛により、歩く機会が少なくなるからです。
一方で、YouTubeを見てエクササイズをはじめられる方もいらっしゃいます。
今回ご紹介した股関節カエル体操は、誰でも簡単にはじめることができて、たとえうまくいかなくても再挑戦できるように、かみくだいた説明を心がけました。
冒頭でご説明したように、
股関節に不具合がおきると、股関節痛・ 股関節の柔軟性が失われる・脚を引きずって歩くような感覚になる・脚全体が重たい・靴底の減り方が左右で異なる・階段の上り下りが辛くなる・膝痛・背中痛など、股関節だけではなく、その他の箇所にも影響を及ぼしてしまいます。
それらの予防につながり、美しい姿勢の維持や美尻の効果も期待できる股関節カエル体操。
コロナ禍で一人一人の健康意識が高まっているからこそ、体を動かし労わる習慣を作ってみませんか?
さかい快福整体堂のブログは、これからも様々な体調不良でお困りの方の解決策となる健康情報を発信してまいります。
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さいごまでお読みいただきまして、ありがとうございました。