
- その日の体調や気分によって症状が安定したり呼吸が乱れる
- 慣れていないことをする時や、初対面の方との会話などで呼吸が早くなる傾向がある
- 過呼吸は、姿勢不良(猫背)が影響していると思っている
- 静かな環境にいる時、呼吸が浅く息き苦しさを感じる
- 発作が気になってしまい仕事に集中できない、あるいは転職を繰り返している
- 一度、過呼吸を起こしたら一生発作に怯えて暮らさないといけないのか心配
- パワハラ・モラハラなど、精神的な苦痛のせいで快復しないと思っている
- お薬や漢方薬を服用しても過換気症候群が改善していかない
- ストレス発散が苦手で、ストレスを感じると呼吸が早くなり動悸を感じて焦る
- 過呼吸が起きる前に胸痛(特に心臓付近)を感じているケースが多い
いつ呼吸が乱れるのか?気にしながら過ごすと、体も気持ちも辛いと思います。
今ご覧くださっているページが、少しでもあなたの希望につながれば幸いです。
過換気症候群について

緊張や焦り、不安や予期せぬ緊迫感など、何らかの精神的ストレスによって呼吸が浅く早くなる。
あるいは、めまいや手足のしびれを伴う呼吸困難の総称です。
息をうまく吸えないがゆえに、パニック状態になるケースも特徴で、人によりますがパニック障害でお悩みの方も少なくありません。
緊張や焦り、不安や予期せぬ緊迫感など、精神的に不安定な時の呼吸は深い(ゆっくり)でしょうか?それとも浅い(速い)でしょうか?
はい、そうです。浅い呼吸です。

では、逆にリラックスしている時、精神的に安定している時の呼吸は深い(ゆっくり)でしょうか?それとも浅い(速い)でしょうか?
はい、その通り。深い(ゆっくり)呼吸です。

このように呼吸が深く(ゆっくり)なると、過換気症候群は起きません。
過換気症候群で悩まない日常生活。その鍵を握るのが自律神経です。
普段、私たちが無意識で心臓や肺を動かして「呼吸」を行ってくれているのは、自律神経のおかげです。

自律神経の特性を日常生活に置きかえて説明させていただきますね。
交感神経(がんばる神経)が優位な時






副交感神経(やすむ神経)が優位な時






このように、それぞれの状況において自律神経が体のバランスを保ちながら私たちは生かされています。
日ごろ、あなたは次のような対策をされていらっしゃいませんか?
- 呼吸法
- 不安や緊張を和らげるお薬
- ヨガ・瞑想・マインドフルネス
確かに、これらの対策もいいかも知れません。
それでも、過換気症候群が改善していかない。
お薬の治療に不安や疑問を感じている。

今されている対策に加えて、もう一つ取り入れて過換気症候群の改善に努めたい。
そういうお気持ちがございましたら、この先につづく内容をお読みくださいませ。
さかい快福整体堂が考える過換気症候群になる3つの原因

それぞれ、ご説明させていただきます。
過換気症候群の原因その①:自律神経機能の低下
交感神経と副交感神経の働き度合いのこと。
交感神経(がんばる神経)から副交感神経(休む神経)への切り替え

副交感神経(休む神経)から交感神経(がんばる神経)への切り替え
これらの作用がスムーズかそうでないか、レスポンスのことをいいます。
たとえば、100メートルを全速力で走ったり、出会いがしらで人とぶつかりそうになった時、誰でも呼吸が早くなりますよね?
その体の作用は、自律神経を構成する交感神経(がんばる神経)が優位になることで、呼吸が早くなる。
いってみれば、ごく普通の体の作用です。
ところが自律神経機能が低下をすると、全速力で走らなくても、人とぶつかりそうにならない時でも、何らかの影響によって緊急性を感じ交感神経(がんばる神経)が過剰に働いてしまいます。
この作用を自動車で例えると、アクセルペダルを踏みこんでいないのに勝手にスピードがあがる誤作動です。
過換気症候群で一例をあげると、静かな環境でリラックスしているのにも関わらず、突然呼吸が早くなる。
このように、自律神経の誤作動(自律神経機能の低下)によって過換気症候群特有の呼吸が乱れる状態が起こるようになります。
過換気症候群の原因その②:首こり

「首こりは万病のもと」整体業界ではそういわれています。
なぜ首がこると万病を引き起こすのかというと、首には人間の生命を支える重要な器官がたくさんつまっているからです。
なかでも一番大切なのが神経の束である脊髄神経。
首の筋肉が固くなる(こる)と、神経の束(脊髄)が窮屈になる。そんなイメージです。
神経について具体的に説明をすると、脊髄神経は背骨の空洞(脊柱管)で保護されている脊髄に出入りをする末梢神経のことをいい、体の各部分にはりめぐらされた細かいネットワークを形成しています。

呼吸に関わる自律神経(交感神経と副交感神経で構成)は、この末梢神経に属します。
過換気症候群の原因その③:猫背

猫背は、 ◎ 背中が丸くなっている姿勢 ◎ 両肩が前にでている(巻き肩と言われる姿勢) ◎ 顎(顔)が前に突き出している この3つが特徴です。
猫背が過換気症候群になる理由は、肺が収まっている胸郭(きょうかく:胸骨・肋骨・背骨の一部で構成)に付着をする筋肉が、猫背(うつむき姿勢)によって固まるからです。

体の構造上、呼吸は肺のみでは行わず、胸郭に付着をする筋肉の補助のもと円滑に行うことができます。
試しに下のイラストの「姿勢を維持」したまま、深い呼吸を行ってみてください。

おそらく浅い呼吸といいますか、体の前側(胸付近)でしか呼吸ができないと思います。
なぜなら↓
体の前側の筋肉がギュッと収縮した状態。

体の後側の筋肉は、ひき伸ばされた状態。
だからです。
つまり、深い呼吸はできません。
極端な事例でお伝えしましたが、筋肉が固まると呼吸は浅くなってしまいます。
さて、ここで猫背の方がよくされる姿勢を正す時の筋肉の状態をご説明します。

以上の理由から、体の前後の筋肉を適切に正す必要があります。
さかい快福整体堂が行う過換気症候群に対する施術は三つです

過換気症候群に対する整体|一つめは首の筋肉をゆるめて自律神経の機能を高める

首の筋肉をゆるめるために、当院は首ではなくて腕や手首・鎖骨下の筋肉にアプローチをしていきます。
なぜ、直接首を揉まないのかといいますと、首の筋肉が固い状態というのは、あくまでも結果だからです。
葉っぱを見て土壌を見ず

たとえば、観葉植物の葉っぱが枯れているとすれば、その枯れてる葉っぱにシュシュと霧吹きで水をかけてもその場しのぎ。
本来なら葉っぱに水をかけつつ土壌に水や肥料を与える方が蘇生する。
つまり、全体を見る視点が大切です。
当院の首の筋肉をゆるめる施術を観葉植物でたとえるなら、土壌(腕や鎖骨下の筋肉)に栄養・水を与える。そんなイメージです。
日々の施術で感じることは、同じ首の筋肉でも、頭(脳)に近い側の首の筋肉。

頸椎(首の骨のことで合計7個あります)でいうと、第一頸椎・第二頸椎の首の筋肉がガチガチに固くなっていらっしゃる方がほとんどです。
その場合は、前述したような腕や手首、鎖骨下の筋肉にアプローチを施しません。
なぜならガチガチにこり固まっている場合は、その方法ではゆるまないからです。
そこで、次なるアプローチ。
下記画像のように、一見左の首をストレッチしているように見えますが、実は右側の首の筋肉をゆるめる独自の首こり施術をおこないます。

これまで説明したように、首こりの施術は二通りございます。
そうして、人それぞれの首の状態に合わせた施術をおこなうことで、首の筋肉を徹底的にゆるめることで自律神経の機能を高めていきます。
過換気症候群に対する整体|二つめは脳疲労のケア

脳脊髄液を身近な例でご説明
脳脊髄液の分かりやすいイメージとして、お豆腐屋さんでご説明します。

商店街やスーパーにあるお豆腐屋さん。きれいなお水の中に豆腐が浸かっています。
その状況で例えてみますね。
豆腐が「脳」で、豆腐が浸かっているきれいなお水が「脳脊髄液」
水が汚れてしまうと豆腐は美味しくないと思います。
それと同じように脳を満たしている脳脊髄液の循環が悪くなると、脳のパフォーマンスが落ちてしまい、体調不良になる…そんなイメージです。
脳が使うエネルギー消費量は、体全体の約20%。
脳だけでもたくさんのエネルギーを使う分、脳にはしっかり休んでほしいですよね。
そこで血液・リンパ液につぐ第3の循環系である脳脊髄液へのアプローチが鍵となるのです。
脳疲労の施術は、下記画像のように軽く頭に触れたり手のひらで頭を包み込むように持ち、脳脊髄液の循環を促進していきます。

人間の約7割は水分。
血液やリンパ液はご存知の方が多いのですが、脳には脳専用の体液「脳脊髄液」で満たされています。
この脳脊髄液の循環促進こそが、体質の改善に必要です。
動画でご紹介|さかい快福整体堂の自律神経整体
過換気症候群に対する整体|三つめは姿勢(猫背)矯正

猫背は、体の前側の筋肉がギュッと収縮した状態。 一方で、体の後側の筋肉は、ひき伸ばされた状態。
と前述しました。それを逆にするように施術をします。
体の前側の筋肉がギュッと収縮した状態。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
体の前側の筋肉を伸ばす施術を行う。
体の後側の筋肉は、ひき伸ばされた状態。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
体の後側の筋肉を収縮させる施術を行う。
体の前側の筋肉を伸ばす施術について

猫背は、お臍を中心にしたところから曲げる姿勢をされるため、お腹の筋肉が固くなっています。
お腹の筋肉とは主に、腹直筋・大腰筋・腹斜筋をゆるめていきます。
体の後側の筋肉を収縮させる施術について

伸びた筋肉を直接施術しても、その時はほぐれますが直ぐに元に戻ります。
原因と結果の法則に基づき、画像のように背中の筋肉(結果)を腕(原因)でゆるめます。
以上が、過換気症候群の解説と当院の施術内容でした。
院長メッセージ

ある人は、「呼吸のことで心配しないで済むようになりたいです。」
ある人は、「頓服を持ち歩かず、外出できるようになりたいです!」
ある人は、「健康になるための情報を探さなくていいようになりたいです。」
またある人は、「元気だった頃の日常生活を取り戻せるだけで幸せです。」
当院は、そんな声を大切に日々来院される方の施術に努めています。
あなたが元気になることはもちろん、あなたのやりたいことができる幸せを実現するために私が全力でサポートをさせていただきます。
もし、「ここの整体院、よさそうかも。」と思われましたら、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
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