
- 理由もなく、舌がピリピリ痛む
- 舌の感覚が鈍い、味覚が分からない時がある
- 舌の前側が冷たく感じる
- 舌の先がヒリヒリする
- 舌のつけ根に違和感を感じる
- 呂律が回らないような気がする
- 舌に違和感を感じるようになってから喉が渇くようになった
- 舌痛症と診断されて漢方薬を処方されたけれど痛みが一向にひかない
- 口内炎がよくできる
- 心療内科を紹介されたけど、違う方法で舌痛症の改善を求めたい
舌痛症について

舌痛症の定義として、舌ないし口腔内に形態的、解剖学的に異常がみられない。
要するに、舌自体に問題はなく、血液検査でも正常値。
それでも、持続的な痛み・灼熱感・舌が冷たく感じる・味覚がおかしいなど、舌に違和感を感じる症状のことをいいます。
舌痛症は、原因が分からない舌の症状のため、一般的に考えられる原因としては精神的ストレス・ホルモンの影響・神経痛の一種・自律神経の乱れ・口腔内の痛みの一種・炎症など、抽象的な表現にならざるを得ないのが現状です。
- お薬・漢方薬
- 亜鉛などサプリメントの摂取
- ストレスを軽減させる
- 睡眠時間をとる
インターネットで調べていただくとお分かりだと思いますが、上記のような対処的にならざるを得ません。

西洋医学(病院)において原因が分からないとしても、筋肉や関節に手技を用いてアプローチをすることに長けている整体の視点で、舌痛症になる原因について解説いたします。
さかい快福整体堂が考える舌痛症になる2つの原因

舌痛症になる原因その①:首こり(筋肉の血行不良)

首は、頭と首の境目から腰と胸の境目までをケーブルのようにつなげる神経の束(脊髄)が存在する重要な器官です。
神経の束。そのうちの一つが自律神経です。
首の筋肉がこると、神経の束である脊髄。要するに自律神経に影響を及ぼします。

さて、舌痛症を語るうえで私たちが日常的におこなう、嚥下(えんげ)のご説明をさせていただきます。
嚥下とは物や唾液をのみ込む行為。
舌や口・首の筋肉を使って口から胃へと運ぶ一連の動作のことをいいます。
つまり、舌と首はきってもきれない関係です。
これまでの人生で数えきれないほど嚥下をおこなう他にも、お仕事、家事、育児、スポーツなど日常生活のなかには、首の筋肉に疲労が蓄積されて血行不良を起こし、凝り(こり)を生じる機会がたくさんございます。
ここで下の画像をご覧ください。

舌に近い首の筋肉は、首の前側を広く覆っている広頚筋(こうけいきん)であることがお分かりだと思います。
広頚筋と一部重なるようにして、胸鎖乳突筋と呼ばれる首の筋肉も血行不良を起こし凝りが生じやすいです。
広頚筋の付着ポイント
大胸筋と三角筋の前側から、下顎骨の前側(唇の下方と、その周囲の表情筋)まで。
広頚筋は、口角から顎にかけての表情筋を引き下げる役割を担います。
胸鎖乳突筋の付着ポイント
耳のすぐ下にある骨がでっぱっている部分(乳様突起といいます)から、鎖骨の内側にある胸骨柄まで。
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)は、首を左右にまわしたり真横に傾けたりする筋肉です。
首こりチェック
首こりのセルフチェック動画をご用意しました。カンタン数秒でチェックできます。

① 首横倒しチェック
ゆっくりと、首を真横に傾けてください。
チェックポイント
・動きが途中で詰まる
・どこかでこりを感じる
・左右で比べる
私の場合、横に倒す途中で斜め後ろに傾いています。
また、右に傾ける時が固いです。

② 首まわしチェック
ゆっくりと、首をまわしてください。
チェックポイント
・動きが途中で詰まる
・コリコリ音が鳴る
・左右で比べる
私の場合、左よりも右にまわした時に窮屈になっています。
顔の角度に違いがでています。

③ 首上下チェック
ゆっくりと、首を上下に倒してください。
チェックポイント
・動きが途中で詰まる
・どこかでこりを感じる
・ズキッと痛む
私の場合、もっとうつむくことができる思います。
後ろの時に、斜め左後方に倒れています。
筋肉が血行不良を起こすメカニズム
血行とは、血液の流れ(循環する)のことです。血液の流れ(循環)が悪いから血行不良といいます。

血行不良を起こす代表例が筋肉のこり。要するに、筋肉の働きである収縮と弛緩がうまくいかないからです。

筋肉の働きである収縮とはこんなイメージです。

この状態のままでは指先への血の流れが悪くなる。と想像がつくと思います。

今度は筋肉を弛緩させてみました。

血液が指先まで流れていく。と想像がつくと思います。
もう少し具体的に説明をすると、筋肉の中には血管が通っており血管の中に血液が流れるようになっています。
しかしながら、持続的な疲労・運動不足・猫背など姿勢不良・同じ姿勢が続く緊張状態などによって筋肉がこると、血管が圧迫された状態になり血液の流れが滞ってしまいます。
これが血行不良を起こすメカニズムです。

舌痛症の原因を考察するにあたり、大事なお話しをさせていただきます。
現代は、一昔前と比べると、首の筋肉の血行不良が起こりやすくなったと感じています。
なぜなら、デスクワークの業務が増えたことによって、同じ姿勢の時間が多くなり筋肉が緊張状態になりやすいからです。
さらにスマートフォンの急速な普及によって、これも同じ姿勢が多くなりますから首の筋肉が緊張状態になりやすいです。

姿勢に関して申し上げると、うつむき姿勢や、顎が前に突き出るような姿勢が癖になると、首の前側を覆う筋肉(広頚筋)が緊張状態になり血行不良を起こしやすくなります。
そうした首の筋肉の血行不良によって自律神経に影響を及ぼし、口腔内(舌)に何らかの支障があっても不思議ではありません。
舌痛症になる原因その②:顎の関節が固い(顎関節症)

下顎骨の一部である下顎頭(かがくとう)、頭蓋骨を形成する側頭骨の一部である下顎窩、下顎窩の近くにある関節結節で構成されています。
※窩とは、くぼみのような意味合いです

また、下顎骨と側頭骨が直接ぶつからないようにクッションの役目を担う、関節円板も重要な役割です。
舌神経(ぜつしんけい)について
舌を支配する神経は、顔面神経・迷走神経・三叉神経(脳神経のなかでも最大の神経)・舌下神経・舌咽神経など複雑に張りめぐらされており、独特の神経ネットワークを形成しています。
- 運動支配
舌の全体を舌下神経が支配 - 味覚支配
舌の前3分の2を顔面神経、後ろ3分の1を舌咽神経が支配 - 温痛覚・触覚
舌の前3分の2を三叉神経、後ろ3分の1を舌咽神経が支配

解説
三叉神経(さんさしんけい)の一部が下顎神経(かがくしんけい)といわれるもので、下顎神経に並走するように舌神経が通っています。
舌神経からは逸れますが、下顎神経から枝分かれするように頬神経が通っていますので、舌痛症でお困りの方のなかには、頬の筋肉がピクピクと動く痙攣(けいれん)を伴うケースもございます。

歯ぎしり・くいしばり・よく片側で食べ物を噛む癖などの影響によって、顎の関節が固くなると、温痛覚・触覚領域に神経圧迫が生じて舌痛症として表れると結論づけました。
次のセクションでは、当院がおこなう舌痛症に対する施術について、ご説明いたします。
首の筋肉を直接もまない・首の骨や顎の関節をバキバキ矯正しない・器具を使わない。
もちろん、副作用の心配はご無用です。
さかい快福整体堂が行う舌痛症に対する施術

舌痛症の整体 ① 首の筋肉をゆるめる

同じ首こりでも、一人一人首がこっている状態は異なります。
- ある方は、右側の首が著しくこっている。
(左右でアンバランスが生じている) - ある方は、同じ筋肉でも、ある部分はやわらかい。でも、ある部分は著しくこっている。まるで山脈のような首こり。
- ある方は、前よりの首の筋肉は左がこっている。しかしながら、後ろ側の首の筋肉は右側がこっている。つまり前後でクロスした首こり。
これらはほんの一例で、100人いれば100通りの首こりの状態が見受けられます。

日々の施術で感じることをお伝えします。
舌痛症の場合、首の前側を広く覆っている広頚筋が固いケースがほとんどです。

首の前側というよりも、喉元や顎まわりの筋肉が固い、あるいはそのあたりの筋肉が詰まっているような違和感がする。
物が飲み込みにくい。そう思われる方は、広頚筋が固くなっていると思っていただいていいでしょう。
この首こり(広頚筋・胸鎖乳突筋)をどのようにしてゆるめるのかといいますと、首ではなく腕や手首・鎖骨下の筋肉にアプローチをしていきます。

なぜ、直接首を揉まないのかといいますと、二つの理由があります。
一つ目は、首には神経の束である脊髄が存在するからです。
首は頭や胴体と比較をすると、明らかに細いです。
ましてや、舌や顎関節に近い広頚筋は、背中や腰など他の筋肉と比較をすると薄い筋肉です。
その細い首に神経が密集している訳ですから、デリケートに扱わないといけません。
二つ目の理由は、そもそものお話し首の筋肉がこっている(固い)状態というのは、あくまでも結果だからです。
結果(こり・固い)に至った過程や根本原因を明確にし、そこにアプローチをおこなわなければ、まるでモグラ叩きのように、こってはほぐす、こってはほぐすということを繰り返してしまいます。
舌や顎関節に近い広頚筋を直接もむ(ほぐす)行為は、慣れていないと触れことが怖い箇所ですし、ほとんどのケースがその時は楽になるけれど、すぐに固くなってしまいます。
その結果、何度も施術を受けないといけなくなる可能性が高くなります。
なぜこのようなことになるのかというと、結果(こり・固い)に対したアプローチだからです。
当院では、根本原因(こっている首とは違う離れた箇所)にピンポイントでアプローチをしていきます。
舌痛症の整体 ② 顎関節の調整

・左右どちらかの顎関節が固い
・左右どちらかの口が開きにくい
・口を開け閉めする時に顎関節に左右差(ジグザクと左右差)があるかどうか
これらをチェックして顎関節の矯正をおこないます。
矯正と聞くと、骨(関節)をバキバキと音を鳴らすような怖いイメージを持たれるかもしれません。
全ての矯正方法を知っている訳ではございませんが、少なくとも当院の顎関節の矯正は、お口をゆっくりと開けて私が顎関節が固いと判断したところでお声がけをして止めていただく。
そして顎の関節が正しい位置に収まるように誘導する。
矯正というよりも、調整というニュアンスのソフトな施術です。
予防
顎関節が固くなる要因(歯ぎしり・くいしばり)を予防しておく必要があると考えます。
もし、歯ぎしりやくいしばりをされていらっしゃるようでしたら、就寝時にナイトガード(マウスピース)をされるといいでしょう。

ご自身で、歯ぎしりやくいしばりの自覚がない方で、気になる方は歯科医院で診ていただくと判断がつきますよ。
私は、2018年に歯の検診でくいしばりを指摘されたため(前歯が欠けている)ナイトガードを作ってもらいました。
はじめは、口の中に固い物が入る違和感、匂いなど気になりましたが、今ではナイトガードがないと落ち着いて寝ることができません。
市販でもナイトガードはございますが、個人的には歯科医院で歯型をとってもらいナイトガードを作ってもらう方が堅実だと思います。
なぜなら、ナイトガードを装着すると噛み合わせが変わるかもしれないからです。
もし市販のナイトガードが合っていないとすれば、顎関節症が酷くなられたり、片頭痛。
お顔の歪みや他の原因不明の症状になりかねません。
あくまでも個人的な意見ですが、参考にしていただければ幸いです。

以上、当院の整体から見た舌痛症の解説でした。
少しでも当院の施術に興味をお持ちであれば、LINEからお問い合わせくださいね!
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堺市にお住まいの方から、さかい快福整体堂が選ばれる3つの理由

① 原因を追究してもらえるから

血液検査と同じように、自律神経の状態を基準値に照らし合わせて客観的に把握することが大切です。
その理由として、治療者の経験値や思い込み(おそらく〇〇のケースはこうだろう)などの主観的な判断の場合、誤った方向性に向かうと取り返しのつかない状態になることがあるからです。

自律神経の状態を把握できるツールとして、スマートフォンのアプリや身に装着して測定をするなど、無料・有料を含めて様々なツールがあります。
個人的な意見として、精度のことを考えると、しっかりとしたツールで測定される方が賢明だと思います。
なぜなら無料には無料の理由があるのと、例えばパソコンを購入するにあたり高額のパソコンにはそれ相当の価値があるからです。
当院では村田製作所製の疲労・自律神経の測定器を設置しています

MF100では疲労科学研究所が特許を取得しており、海外の学術論文にも掲載されていてその方法の妥当性が証明されている自律神経の活動度を年齢で補正する方式で疲労度を示しています。
村田製作所からの情報に基づく
他社ではこの方法を使うことができず、独自の形式で疲労度を出されているケースはありますがその学術的根拠が示されていないケースがほとんどでその値が正しいかどうかはわかりません。

MF100の場合、東京疲労・睡眠クリニック様の協力により、年代別の基準が明確になっています。
確かな製作会社、特許を取得、海外の論文に掲載されているため、信頼のおけるツールです。
交感神経が優位(過剰)している事例


〇が測定日なのですが、ほとんどが右側に集中しているのは交感神経が異常に亢進していることを意味します。
自律神経機能が低下し、交感神経が優位(過剰)している事例


こちらのケースの方が深刻です。
〇が右に集中している交感神経優位に加えて、ほぼ全ての〇が下に位置しています。
これは自律神経機能(交感神経と副交感神経の働き度合い)が低下していることを意味し舌痛症以外の症状も併発される、かなり深刻な状態です。
②「自律神経に悩んだ経験」+「克服した経験」=独自の自律神経整体

私は以前自動車整備士として働いていた頃、会社の意向で配置換えになり、知らず知らずのうちに心が疲れ果ててしまいました。
様々な治療を試み、たどり着いた診断名は自律神経失調症でした。
これらは全てわたしの会社員時代の経験談です。
なかなか治らない病気であると思い知らされましたが、それでもあきらめず自分自身の不調に向き合い自律神経の整体を学び、心理についても勉強をしました。
ようやく、今では病院に頼ることのない生活を送ることができるようになりました。
そんな経験があるからこそ、同じ悩みをもった方の手助けをしたい。
そうして誕生したのが、さかい快福整体堂の「自律神経整体」です。
③ 高い評価を得ている整体院

月間990万人が利用している店舗のクチコミ・ランキングサイト「エキテン」にて、当院は3年連続№1の評価を受けています。
その他にも、グーグルマップの口コミ・手書きのご感想を含めると、260件以上のよろこびの声をいただいております。


2013年 注目ドットコム対談企画
対談後、杉田かおるさんに施術を受けていただき、感想をいただきました。

杉田さんのコメント
対談後に施術を体験させていただきました。「ここは痛いですか?こうすると和らぎますか?」と、都度問いかけながら痛みと緩和のポイントを探ってくださった市川さん。驚くほど体が軽くなり、市川さんの施術の凄さを実感できました!

たった数分で体が楽になっているのを感じられるのは衝撃的でした

整体だけをやっている先生には到底届かない領域のカウンセリング力があります。
そして肝心の施術はどうかと言いますと、的確に不調の部分を捉えてくれます。「そこ!」ってついつい声が出てしまうほどに。
そして、たった数分で体が楽になっているのを感じられるのは衝撃的でした。
整体院紡ぐ 院長 高村 久義
やさしい刺激で痛みが軽減し動きが楽になっていくのはびっくりでした

市川先生の施術を受けてみて、「とても優しく体を扱ってくれる」感覚が嬉しかったです。
先生には元々温和なオーラが漂っていますので、更にリラックスして安心しながら体を任せられました。
押したり揉んだりなど筋肉や身体に対して強い刺激を用いることなく、やさしい刺激で痛みが軽減し動きが楽になっていくのはびっくりでした。
心斎橋エルンテ整体院 院長 近藤 順
施術を受けてみて手から伝わって来たのが「やさしさ」でした

実際に市川先生の施術を受けてみて手から伝わって来たのが「やさしさ」でした。
手技自体もやさしくて的確、細かい気遣い、丁寧な説明、いずれも一流だと感じました。
何処の整体院に行けばいいのか迷われているのでしたら「市川先生、さかい快福整体堂さん」を自信をもってお薦めいたします。
神戸ソフト整体院 院長 小西 竜一
院長メッセージ

長引く体調不良
原因不明の身体の不調
この先、ずっと今の体調と付き合っていけなくてはいけないのか…
医療費用の負担がのしかかり、プライベートの時間がへっていく
もう…これ以上、痛みや不調を我慢して過ごす日常から卒業しませんか?
自分一人の力では限られてきますが、一人でも多くの方の健康に寄与したい。
そう思っています。
もし、あなたが「ここの整体院、よさそうかも。」と思われましたら、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
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