高血圧でお悩みの方へ

こんな体調不良でお困りではありませんか?
  • 減塩と運動をしているが、血圧は下がらない
  • 日中よりも朝起きて測った方が血圧の数値が高い
  • 毎日1~3回、降圧薬を飲みつづけることが大変。降圧薬の副作用も心配している
  • 食後にカーッと熱くなり血圧を測ると上昇している
  • 自宅で血圧を測ると正常範囲なのに病院で血圧を測ると測定値が高い
  • 心筋梗塞や狭心症など、心臓の病気にならないか心配
  • 脳卒中や脳梗塞など、脳の病気にならないか不安でいっぱい

血圧が高いと深刻な病気を引き起こす可能性があるため、心配される思います。

今ご覧くださっているページが、少しでもあなたの希望につながれば幸いです。

高血圧について

高血圧
高血圧とは?

私たちの心臓は、脳や筋肉に栄養素や酸素を送るために血管に圧力をかけて血液を送りだしています。

血行促進

その圧力のことを血圧といい、血圧が高くなり過ぎた状態のことを高血圧といいます。

血圧が高くなると血管の内側が傷つき、動脈硬化がすすみます。

動脈硬化

動脈硬化がすすむと血管内の抵抗が増えるため、血圧を上昇せざるを得ません。

なぜ高血圧がいけないのかというと、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患。
※虚血性心疾患とは、心臓に栄養素や酸素を送る血管に障害がおきる心臓の病気のことです

あるいは、脳梗塞(脳の血管が詰まる病気)や脳出血(脳の血管が破れる病気)にかかりやすくなるからです。

ここからは、高血圧を語るうえで大切な循環系のご説明をさせていただきます。

循環系
血液の循環について

循環は動脈静脈。二つのルートで構成されています。

まずは動脈ルートについて。

血液を全身に循環させるにあたって、一番大事な役割を担っているのが心臓です。

心臓

心臓はポンプのように収縮と拡張を繰り返す、拍動(はくどう)をおこないます。

ご参考までに、心臓が1回収縮すると約60mlの血液が送り出され、1分間に60~80回収縮することで約5リットルの血液が全身に送られるといわれています。

血液を全身に送るためには、心臓の拍動だけではむずかしく、筋肉の働き(収縮と弛緩)も加わることで、動脈を通じて体の隅々にある毛細血管へと流れるようになっています。これが動脈ルートです。

毛細血管

次に静脈ルートについて。

毛細血管へ行き届いた血液。心臓よりも下に位置する胴体や脚、足の指先に巡っている血液は、重力に逆らって心臓まで戻っていかなくてはなりません。

静脈ルートには動脈ルートであった心臓のようなポンプがない替わりに、脚のふくらはぎによる筋ポンプ作用で血液を心臓へ押し上げていきます。

筋ポンプ作用とは?
ふくらはぎの筋肉が縮んだりふくらんだりを繰り返すことで、静脈血(全身に酸素を供給した後の、二酸化炭素を多く含んだ血液)を心臓へ押し戻そうとする作用のことです。

ふくらはぎのイラスト
ふくらはぎの筋肉

これが、ふくはらぎは第二の心臓といわれる所以です。

ふくらはぎによる筋ポンプ作用と、筋肉の働き(収縮と弛緩)も加わることで血液は静脈を通じて心臓へと戻る。これが静脈ルートです。

まとめ

心臓から毛細血管まで送り出すのが動脈ルート

動脈と静脈

毛細血管から心臓へ戻っていくのが静脈ルート

このサイクルがスムーズにいくことを、血液の循環(めぐり)がいい。あるいは血行がいいといわれる状態です。

血圧と自律神経の関係

血圧と自律神経
解説

血圧は日ごろの活動や休息といった体の状態。

あるいは、感情(心)の変化。朝や晩の気温、湿度などに応じて常に変動しています。

血圧を変動させているのは、自律神経です。

自律神経は、交感神経(活動)と副交感神経(休息)。2つの神経で構成されており、私たちの体の機能を24時間体制でコントロールをしてくれる神経のことです。

自律神経の特性を、日常生活に置きかえて説明させていただきます。

交感神経(がんばる神経)が優位な時

ポイント

交感神経が優位になると、全身にすばやく血液を送らないといけないため、血液量を増やして血圧を上げようとします。

そのため、血管が収縮することで血流の抵抗が大きくなる。

つまり、高血圧になり得る要因となります。

高血圧の状態が長引くと、血管に負担がかかり動脈硬化(血管の弾力性が失われ硬く脆くなる状態)や、血管内にプラークと呼ばれる油の塊がついたり血栓(血の塊)ができたりします。

血行不良

それらが、脳や心臓に影響を及ぼすと脳卒中や心筋梗塞など生命を脅かす病気につながることから、早急な対策が必要になってきます。

副交感神経(やすむ神経)が優位な時

ポイント

副交感神経が優位になると、血管が拡張することで血流の抵抗が小さくなります。

血行促進

そのため、血圧を下げようとします

このように血圧と自律神経は、きってもきれない関係なのです。

一般的に行われている高血圧への対策

朝食
一般的に行われている高血圧への対策
  • 降圧薬
  • 塩分やオイルなど、食事の見直し
  • 運動
  • サプリメント
  • 禁煙や断酒

確かに、食生活の見直しや運動の習慣はいいと思います。

降圧薬については、医師によって様々な見解があり、どの医師の見解やTV・インターネットなどの情報を信じるかによると思います。

高血圧の基準の推移を調べると、2019年に130/80mmHgに厳格化されました。

それまでは、140/90mmHg。2000年までの上の基準は、180mmHgでした。

基準が50下がることで、高血圧に該当される方が増えると想像できると思います。

なんと降圧薬の年間売上高は、2000億円から一兆円以上の市場になったようです。

胃薬

ここで少し考える必要があると思います。

なぜなら高血圧は生活習慣病だからです。

生活習慣病というのは、文字通り生活の習慣によって成り立つ病。

もちろん、緊急性の高い血圧の数値や既往症、年齢などによる降圧薬の服用は致し方ないと思います。

でも、そうでない方は生活習慣を見直していただくことで病を防ぐことができる可能性がございます。

そのあたりについては、整体師の一意見よりも世界的な免疫学の権威。

日本自律神経病研究会終身名誉理事長である、安保 徹先生のお話しが参考になるでしょう。

安保徹先生が語る「病気の成り立ち」「病気から脱却する反応を知る」

安保先生が語られている「自分主体の人生へ」の意図は、自律神経を構成する交感神経が過剰に働く考え方や物事の捉え方。

今ご覧くださっている、高血圧になり得る要因への考え方や物事の捉え方。

そして、行動を見直すことで体質が変わっていきますよ。ということをお話しされています。

さかい快福整体堂が考える高血圧になる2つの原因

高血圧の数値と錠剤

高血圧になる原因その①:自律神経機能の低下

理由として、血圧を変動(上昇・下降)させているのは自律神経だからです。

自律神経のメカニズムを説明している整体師
自律神経機能とは?

自律神経を構成する交感神経と副交感神経の働き度合いのこと。

交感神経(活動)から副交感神経(休息)への切り替え

副交感神経(休息)から交感神経(活動)への切り替え

これらの作用がスムーズかそうでないか、レスポンスのことをいいます。

たとえば、100メートルを全速力で走ったり、出会いがしらで人とぶつかりそうになった時、誰でも呼吸が早くなり心臓の鼓動が早くなったりしますよね?

もし、その時に血圧を測ると測定値は間違いなく上昇しているでしょう。

これらの体の作用は、自律神経を構成する交感神経(活動)が優位になることで、呼吸が早くなり心臓の鼓動が早くなり、血管が収縮することで血圧が上昇する。いってみれば、ごく普通の体の作用です。

ところが、自律神経の機能が低下すると、そうした作用が必要な時に反応(レスポンス)が悪くなってしまいます。

高血圧になる原因その②:体の冷え(冷え性)

ゆたんぽで体を温める

理由として、体が冷えると体温を逃さないようにしないといけないため血管が収縮し血流の抵抗が大きくなるからです。

体の冷えは、血液の巡りが悪い血行不良(循環不良)によって起こります。

一例をあげると、夏の室内でクーラーが効き過ぎたり冬に体がブルブルと震える理由は、体から体温を逃さないように(体温を下げないように)強制的に筋肉が収縮と拡張を繰り返す(血行を促進させる)からです。

素早く筋肉を収縮・拡張させるにあたって、当然ながら血管も収縮と拡張を繰り返さなくてはいけません。

なぜなら、体(筋肉)をブルブルと震わすことで熱エネルギーを生み出し、体温の低下を避けたいからです。(低体温症を避ける、要するに命を守る)

寒くて震える女性

素早く血管を収縮・拡張させるためには、前述をした自律神経の機能が高いことが絶対条件です。

血行不良によって血圧が上昇するメカニズム

血行不良

冷えの原因である、血行不良を起こす代表例は、筋肉のこり。

要するに、筋肉の働きである収縮と弛緩がうまくいかないからです。

いちかわ
いちかわ

筋肉の働きである収縮とはこんなイメージです。

握りこぶし

この状態のままでは指先への血の流れが悪くなる。と想像がつくと思います。

動脈硬化
いちかわ
いちかわ

今度は筋肉を弛緩させてみました。

男性の右手

血液が指先まで流れていく。と想像がつくと思います。

血行促進

さらに踏み込んでご説明をすると、筋肉の中には血管が通っており血管の中に血液が流れるようになっています。

しかしながら、疲労・運動不足・同じ姿勢が続く緊張状態などによって筋肉がこると、血管が圧迫された状態になり血液の流れが滞ってしまいます。

これが血行不良を起こすメカニズムです。

筋肉の凝り 血行不良

さて、血行不良(筋肉のこり)によって圧迫された血管。

それでも心臓は1分間に60~80回収縮することで、約5リットルの血液を全身に送ろうとします。

心臓

たとえ、私たちが「心臓よ止まれ!」と意識したところで心臓は拍動をやめません。

圧迫されている血管の立場からすると「いやいや心臓さん、血行不良の影響で現在血管は通行止めの状態ですよ、こちらの都合も考えず勝手に血液を送らんといてや!血管が耐えられへんやんか!!」

この血管の心の声は、当然心臓には伝わらず…

心臓は1分間に60~80回収縮し、約5リットルの血液を全身に送ろうとします。

ある意味、その膠着状態が延々と続くわけですから、血液を流すためには血圧を上昇せざるを得ません!

これが血行不良(筋肉のこり)によって高血圧になるメカニズムです。

さかい快福整体堂が行う高血圧に対するアプローチ

ゆったり快適な空間で施術します。気持ちも体も楽になってください。

高血圧に対するアプローチは、首こりと脳疲労を緩和させる自律神経整体に加えて、体の冷えとりを物理療法でおこなうことで血圧が正常範囲内で安定するように改善をめざしていきます。

自律神経整体 ① 首の筋肉をゆるめる

さかい快福整体堂 カウンセリング

首のこりをゆるめる必要性をご説明します。

首は、頭と首の境目から腰と胸の境目までをケーブルのようにつなげる神経の束(脊髄)が存在する重要な器官です。

神経の束である脊髄。そのうちの一つが今ご覧くださっているページで何度かご説明をした自律神経です。

さて、同じ首こりでも、一人一人首がこっている状態は異なります。

  • ある方は、右側の首が著しくこっている。
    (左右でアンバランスが生じている)
  • ある方は、同じ筋肉でも、ある部分はやわらかい。でも、ある部分は著しくこっている。まるで山脈のような首こり。
  • ある方は、前よりの首の筋肉は左がこっている。しかしながら、後ろ側の首の筋肉は右側がこっている。つまり前後でクロスした首こり。

これらはほんの一例で、100人いれば100通りの首こりの状態が見受けられます。

この首こりをどのようにしてゆるめるのかといいますと、首ではなく腕や手首・鎖骨下の筋肉にアプローチをしていきます。

首の筋肉をゆるめる

なぜ、直接首を揉まないのかといいますと、二つの理由があります。一つ目は、首には神経の束である脊髄が存在するからです。

首は頭や胴体と比較をすると、明らかに細いです。

その細い首に神経の束が密集している訳ですから、デリケートに扱わないといけません。

二つ目の理由は、そもそものお話し首の筋肉がこっている(固い)状態というのは、あくまでも結果だからです。

結果(こり・固い)に至った過程や根本原因を明確にし、そこにアプローチをおこなわなければ、まるでモグラ叩きのように、こってはほぐす、こってはほぐすということを繰り返してしまいます。

当院では、根本原因(こっている首とは違う離れた箇所)にピンポイントでアプローチをしていきます。

自律神経整体 ② 脳疲労のケア

脳疲労の施術

脳や脊髄の中にある神経へ栄養を送り、脳の老廃物を排出する役割を担う体液(脳脊髄液)を、クラニオセラピーと呼ばれる施術で脳内の疲労物質を流していきます。

脳脊髄液を身近な例でご説明

脳脊髄液の分かりやすいイメージとして、お豆腐屋さんでご説明します。

とうふ屋

商店街やスーパーにあるお豆腐屋さん。きれいなお水の中に豆腐が浸かっています。

その状況で例えてみますね。豆腐が「脳」で、豆腐が浸かっているきれいなお水が「脳脊髄液」水が汚れてしまうと豆腐は美味しくないと思います。

それと同じように脳を満たしている脳脊髄液の循環が悪くなると、脳のパフォーマンスが落ちてしまい、体調不良になる…そんなイメージです。

脳が使うエネルギー消費量は、体全体の約20%。

脳だけでもたくさんのエネルギーを使う分、脳にはしっかり休んでほしいですよね。

そこで血液・リンパ液につぐ第3の循環系である脳脊髄液へのアプローチが鍵となるのです。

動画でご紹介|さかい快福整体堂の自律神経整体

体の冷えとり、物理療法について

物理療法とは、電気や光線、超音波、超短波などの物理的なエネルギーを利用し、治療するものです。

治療の種類としては、電気刺激・温熱療法・超音波・光線療法・牽引療法があります。
 
今ご覧くださっているページで必要な物理療法とは、温熱療法を示します。

冷え性 温熱器具
物理治療器(家庭用超短波治療器 ひまわりSUN2)

体を温める方法|比較表

体を温める方法

カイロやホットパック、アンカなどをあてると体の表面しか温まりません。

一方、超短波の場合、器具自体は温かくないのに体の奥深くから心地よい温感が伝わります。

冷えとり

院長メッセージ

安保徹先生
安保徹先生の講演会にて

高血圧は、喫煙とならんで日本人の生活習慣病死亡に最も影響する要因です。

もし、高血圧を限りなく予防できれば、年間10万人以上の人が亡くならずに済むと厚生労働省のホームページに書かれています。

私は世界的な免疫学者、安保徹先生の講演会に何度かうかがったことがございます。

安保先生は高血圧の基準の推移のからくりや、高血圧は生活の習慣による体の不具合なのに、なぜ生活習慣の見直しをせずに薬に頼ってしまうんだ。

ということをいつも仰っておられました。

薬は当然ながら副作用がありますし、毎日服用となると、臓器に負担がかかり内臓の不調につながる可能性がございます。

当院の力不足だと痛感しておりますが、高血圧を整体で改善されようとする方は限りなく少ないのが現状です。

自分一人の力では限られてきますが、それでも一人でも多くの方の健康に寄与したい。

このように思っています。

もし、あなたが「ここの整体院、よさそうかも。」と思われましたら、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

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いちかわ
いちかわ

来院前でもご質問を受け付けておりますので、お気軽にメッセージをしてくださいね。

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プロフィール
市川 猛(いちかわ たけし)

整体業界19年目。
2013年4月8日 堺市いたわり健康院 さかい快福整体を開院。
これまで1,000名を超える方に整体マンツーマンサポート。

大手自動車メーカーの自動車整備士から整体師になった異色の経歴。
クルマを整える職業から、カラダを整える職業へ。
心地よい整体で、お悩みに合った整体施術を得意とする。

【認定資格】
自律心体法プラクティショナーコース 
パーフェクト整体
心理学ゼミナール基礎コース
ABHベーシックコース
レイキヒーリングセカンドディグリー

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