ブログへ訪問していただきまして、ありがとうございます。
心身の不調を整える専門家 市川 たけしです。
今回のテーマは、睡眠。睡眠のなかでも、不眠症にフォーカスをあてました。
まず事前の知識として、不眠症の定義を厚生労働省の健康情報サイトより引用させていただきます。
不眠症とは、入眠障害(寝つきが悪い)・中途覚醒(眠りが浅く途中で何度も目が覚める)・早朝覚醒(早朝に目覚めて二度寝ができない)などの睡眠問題があり、そのために日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現する病気です。
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトより引用
それでは本題に入ります。
2023年に医療器メーカ。株式会社フジ医療器様がおこなった睡眠に関する調査では、約94%の方が睡眠について不満があるという結果がでています。
この調査結果でも分かるように、不眠症は、多くの人が知らず知らずのうちに抱えている問題です。
あなたは、夜中に何度も目が覚めたり、寝つきが悪かったり、眠りが浅かったりすることはありませんか?
もしかすると、それらは不眠症という病気のサインかもしれません。
そこで今回のブログは、不眠症のサインを見逃さないための簡単なセルフチェックリストをご紹介します。
見逃されがちな不眠症のサイン!セルフチェックリスト
以下の質問に「はい」または「いいえ」で答えてください。
- 布団に入ってから30分以上寝付けないことが週に3回以上ありますか?
- 朝起きると、体がだるい状態が週に3回以上ありますか?
- 夜中に何度も目が覚め、その後再び寝付くのに時間がかかりますか?
- 朝早く目が覚めてしまい、その後眠れないことがよくありますか?
- 睡眠時間が6時間未満の日が続いていますか?
- 日中に強い眠気を感じたり、集中力が続かないことが多いですか?
- イライラしやすく、感情のコントロールが難しいと感じますか?
- 仕事や日常生活において、睡眠不足が影響していると感じますか?
もし、3つ以上「はい」と答えた場合は、不眠症の可能性がございます。
ご心配な方は、専門家の診断を受けることをおすすめします。
次のセクションでは、二通りの専門家の選び方についてご案内します。
専門家の選び方 ① 医療機関を受診する
・不眠症かどうか診断してほしい
・何か病気があるのではないかと不安な場合
・不眠症に詳しい専門医に相談をしたい
不眠症かも?と心配になられた場合、医療機関のなかでも何科を受診すればいいのか?
その答えとしましては、普段あなたが利用をされている病院(かかりつけ医)があれば、相談をしてみましょう。
不眠は専門外だとしても、詳しい専門医を紹介していただくケースもあるため、相談しやすいと思います。
もし、かかりつけ医がいらっしゃらない場合は、心療内科・精神科が最適です。
いきなり心療内科や精神科の受診に抵抗がある方は、内科の受診をおすすめします。
なお、医療機関の主だった治療法は、投薬による経過観察です。
不眠症の治療に使用される薬
不眠症の治療に使用される薬は様々ありますが、以下が一般的なお薬です。
いずれも、医師の指示に従って使用する必要があります。
※当整体院では薬事法の観点からお薬の助言はできません
ベンゾジアゼピン系:
トリアゾラム(商品名:ハルシオン)
ブロチゾラム(商品名:レンドルミン)
ロルメタゼパム(商品名:エバミール、ロラメット)
非ベンゾジアゼピン系:
ゾルピデム(商品名:マイスリー)
エスゾピクロン(商品名:ルネスタ)
ゾピクロン(商品名:アモバン)
メラトニン受容体作動薬:
ラメルテオン(商品名:ロゼレム)
オレキシン受容体拮抗薬:
スボレキサント(商品名:ベルソムラ)
抗うつ薬(低用量で使用されることがあります):
トラゾドン(商品名:デジレル)
ミルタザピン(商品名:レメロン、リフレックス)
漢方薬:
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
加味帰脾湯(かみきひとう)
これらの薬はそれぞれ異なる作用や副作用を持っているため、適切な薬を選ぶためには医師との相談が重要です。
また、不眠症の治療には生活習慣の改善や、心理カウンセリング、認知行動療法などの非薬物療法も効果的です。
当院でも健康相談という名のもと、睡眠についての相談を承っています。
今お読みいただいているブログ内容よりも、詳細な情報が必要な場合は、直接うかがって専門医に相談されることをおすすめします。
また、今の時代は、オンラインで不眠治療を受けることができるため相談しやすい環境になっています。
医療機関で異常がない、もしくはお薬を服用しても改善しない場合
医療機関の治療で眠れるようになった!という方もおられるでしょう。
ですが、お薬が合わなかったり、お薬を服用されても睡眠の質が改善しない。
ほとんど熟睡できていない。というような方がおられるのも現実です。
実は、過去の私(市川)も後者で、心療内科で処方をしていただいたお薬を服用しても、全くといっても過言ではないくらい不眠症は改善しませんでした。
私生活に支障をきたすため、思いきってTV出演をされていた有名な堺市の精神科を受診し、検査入院(一泊二日)をしました。
頭や顔、手足、胸など、数多く電極を付けてデータを測定するのですが、明らかに寝れなかった(電極が気になるのと、はじめての経験で落ち着かず)です。
翌日、検査結果を聞きに診察室に伺うと、先生はこうおっしゃられました。
「市川さん、どのデータをみても特に異常は見つかりませんでした。」
私は、怖い病気ではなかった安心感と、眠れていないのになぜ異常がないんだ。という複雑な心境になりました。
数か月後、私はもう一度、検査入院を依頼しました。
再検査をお願いした理由は、やはり眠れない日々がつづいたこと。
そして、一回目の検査入院は私もはじめてのことで緊張や不安があったため、正確な検査結果ではないかもしれないと思ったからです。
それくらい、深刻な不眠で困っていたのです…
さて、2回目の検査入院。
手順は慣れていますし、病院のベッドも一度経験しているため「あぁそうそう、ここで寝るんだよな」とある意味安心感はありました。
そして、実際のところ、確かに一回目の検査入院よりも少しは眠れました。
翌日、検査結果を聞きに診察室に伺うと、先生はこうおっしゃられました。
「うーん、今回も目立った異常がないですねー」という説明でした。
私はこう思いました。
普段、ほぼ毎日眠れていないのに、なぜ原因が分からないだ!いったい私の身体はどうなっているんだ。
頭が混乱しました…
このセクションでお伝えをしている私のように、医療機関を頼り改善されない方も一定数いらっしゃると思います。
そうした方におすすめをするのが、自律神経の乱れに着目をした整体院で不眠症を改善する方法です。
お問い合わせ・ご予約の方法
専門家の選び方 ② 不眠症の改善実績がある自律神経の乱れを専門にしている整体院
不眠症の原因の一つには、自律神経の乱れがあります。
体の機能を24時間体制でコントロールをしてくれる神経のことで、交感神経と副交感神経。
2つの神経で構成されています。
通常、寝る際にはリラックス(休息)を意味する副交感神経が優位になり、自然に眠れたり、翌朝までぐっすり眠ることができます。
ところが、不眠に陥ると、緊張や活動的を意味する交感神経が優位・あるいは過剰(交感神経がたかぶる)になるため、なかなか副交感神経に切り替わることがむずかしくなり、眠れない日々がつづいてしまいます。
これが、自律神経の乱れによる不眠のメカニズムです。
当整体院では、自律神経を整える施術をおこなっています。
リラクゼーション効果:施術により体全体の緊張がほぐれ、深いリラクゼーションが得られます。これにより、寝つきが良くなり、眠りの質が向上します。
ストレス軽減:自律神経のバランスが整うことで、ストレスが軽減されます。ストレスは不眠症の大きな原因の一つですので、これが軽減されることで睡眠の改善が期待できます。
ホルモンバランスの調整:自律神経が整うと、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が正常化し、自然な眠りが促進されます。
当院が考える不眠症についての詳細は、こちらのページをご覧ください。
当院でなくても、あなたに合う治療院を探すポイントをブログでご紹介しています。
当院の自律神経整体で不眠症が改善された方のお声
睡眠導入剤に頼る事なく入眠出来る様にもなりました。
自然に寝られるようになりました。
長年の不眠も改善に向かい、頭痛や肩凝りは劇的に減りました。
朝の目覚めが良くなりました。
睡眠も安定(短時間でも深く眠れるようになりました)してきます。
どのようにして睡眠の質を高めるのか?自律神経整体の内容を音声でご紹介しています
まとめ
不眠症のサインを見逃さないためには、定期的にこのブログでお伝えをさせていただいたセルフチェックをおこなうことが重要です。
万が一、不眠症かもしれないとご心配な場合は医療機関にて、相談・治療を受けらる。
そして、自律神経の乱れを整える整体があることをお伝えしました。
ご覧くださったブログが少しでも参考となり、あなたにとってよい治療院に巡り合っていただければこれほどうれしいことはありません。
これからも有意義な情報を発信してまいりますので、よろしければブックマークへのご登録やあなたの周りでこのブログが必要な方がいらっしゃいましたらシェアをお願いします。
さいごまで読んでくださって、ありがとうございました。
堺市いたわり健康院 さかい快福整体堂
心身の不調を整える専門家 市川 たけし