「首がこりだしてから寝つきが悪い」
「朝起きると、首がガチガチ…」
「上を向いて眠れなくなってしまった」
「首のストレッチを試してもスッキリしない」
「オーダーメイドの枕を作ろうか検討している」
以前ならそんなことなかったのに歳のせいかな?
インターネットで首こり枕のおすすめランキングを見るけど、自分に合うかどうか分らないから見送っている。
とにかく、ぐっすり眠りたい!
このように首がこると睡眠の質や翌朝の体調にも関わってくるため、首こりでお困りの方からすると切実な悩みです。
首こりを腕でゆるめる独自の整体をおこなっているさかい快福整体堂の見解では、100人いれば100通りの首の不調がございます。
具体的なチェック項目としては、
・どの部分の首がこっているのか(横か後ろか上部か下部か左側か右側か)
・どれくらいつらいのか(軽度・中度・重度などスケーリングをしていきます)
・どの動きで痛むのか(上を向いた時・うつむいた時・振り返った時・斜め下を向いた時・じっとしていても痛いなど)
このように同じ首こりといっても人によりさまざまな首の状態があり、人それぞれ解消ポイントは異なります。
ですので、首こりの影響で寝つきがわるく枕の購入をお考えの方は、首こりに詳しい専門家の意見を聞いたうえでご検討された方がよろしいかと思います。
なぜ、このようなことを申し上げるのかといいますと、新しい枕が合わなかった・首こりが解消しない・やっぱり寝つけない。
そうなってしまうのが、もったいないからです。
いまご覧くださっているブログでは、首こりと眠りのことを中心にお伝えさせていただきます。
どんな枕で寝ていらっしゃいますか?
高い枕でないと寝れない。
このような方は結構いらっしゃると思います。
「今までずっと高い枕で寝てたのに、今さら低い枕では寝れないよ。」
と思うかもしれませんよね?
たしかに私もそう思います。
私の場合は、低い枕で寝ると翌朝あたまがフラフラしやすくなるので高い枕でないと落ちつきません。
さて、オーダーメイドの枕について少し説明をしようと思います。
オーダーメイドの枕を作る際には、首の骨(頸椎)と背中にかかる圧力を測定し、その人にあった枕の高さを割り出します。
もっと細かくいうと敷き寝具の沈み込みで枕とのバランスは変わってきます。
敷き寝具までこだわるか、枕だけオーダーをしてみるか、それ以外の方法で悩みを解消するか。
むずかしいところですよね。
ここから先はブログを読んでくださっている方の首の状態を検査しておりませんので、あくまでもさかい快福整体堂の意見として書かせていただきます。
枕や敷き寝具を変えて、よく眠れるようになられたり、首こりが解消すればそれはとてもよろこばしいことだと思います。
しかし前述したように、新しい枕が合わなかった・首こりが解消しない・やっぱり寝つけない、という方もいらっしゃいます。
後者の方を想定すると、枕や敷き寝具を買い替える前に首の状態(こりの解消)を専門家にチェックしていただき寝つきを経過観察する。
という選択肢もあると思うのです。
歯ぎしりやくいしばりを指摘されたことはありませんか?
実は歯ぎしりやくいしばりは、首こり(肩こり)の原因になります。
ためしに横の首(胸鎖乳突筋)に触れた状態で、くいしばってみてください。
首の筋肉が固くなることに気づかれることでしょう。
就寝している時に歯ぎしりをしているのか?くいしばっているのか?
ほとんどの場合、自分では分かりませんよね。
ご家族の方に聞いていただくか、鏡を見て前歯が欠けているか。
あとはそうですね、歯科医院でみてもらうのが一番確実だと思います。
歯ぎしりやくいしばしの最も多い原因は精神的ストレスです。
精神的ストレスとは、
・職場に性格が合わない人がいる
・重要なプレゼンテーションを任せられた
・管理職になった
・パートナーと別れることになった
・子供が学校にいけなくなった
・親の介護
・SNS疲れ
など精神的ストレスだとハッキリ自覚できることと、自覚せず無意識のうちに精神的ストレスを蓄積されていること。
両方ございます。
寝ている時はいわば無意識の状態ですから、知らず知らずのうちに歯ぎしりやくいしばりやをされて首の筋肉(人によっては肩の筋肉)がこってしまうのです。
このケースも本質的なところを変えなければ、いくら枕を買い替えても寝つきや首こりは解消しないかも知れません。
しかし現実的な話し、毎日の精神的ストレスから完全に自由になるのは不可能です。
それでもご家族やご友人に話しを聞いてもらう。
趣味を楽しんでいただいたり、大声を出してみたり(カラオケがおすすめです)、運動(筋トレ)などをされて精神的ストレスの発散を心がけていただきたいと思います。
うつむき姿勢でスマホを見ていませんか?
うつむき姿勢の場合は、後ろの首でも頭部に近い首の筋肉がこっていらっしゃる方が断然多いです。
ためしにおへそをのぞき込むように、うつむいていただくと後ろの上側の筋肉がピーンと張っていることがお分かりだと思います。
このケースも本質的なところを変えなければ、いくら枕を買い替えても寝つきや首こりは解消しないかも知れません。
もうお気づきの方もいらっしゃることでしょう。
こりや痛み・不調の多くは生活習慣で成り立ちます。
この機会に、できるだけうつむき姿勢にならない習慣を身につけていきませんか?
おわりに
必要であれば首こりを解消してもらう。
それと同時にできるだけうつむき姿勢にならないように意識され、歯ぎしりやくいしばりが該当される方は精神的ストレスを発散させる。
いっそのこと枕を買い替えてみるのもありだと思いますよ。
良質な睡眠は翌朝に良い体調として表れてきます。
首に不調を感じていらっしゃるからこそ、最善な方法を選択していただきたいです。
ページのおわりに、少しだけさかい快福整体堂の取組みについて書かせてください。
さかい快福整体堂では、首こりの状態をチェックさせていただくことはもちろんのこと、現在使用されている枕を持参していただき、あなたの首に合っているかどうかを判断させていただくことができます。
首のこりは首をもまずに腕を刺激して首の筋肉をゆるめていく、独自の首こり整体をおこなっております。
少しでもあなたやあなたの大切な方のためになれば幸いです。
さいごまで読んでくださって、ありがとうございました。
さかい快福整体堂
院長 市川 猛
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