
全国的にみても、整骨院・整体院・マッサージ院・鍼灸院などへ行かれる方で、最も多いご依頼内容は肩こりだといえます。
厚生労働省がおこなった、国民生活基礎調査では、推定3000万人が肩こりで困っているデータがあります。
近年では、10代の方でも肩こりを感じる方が多いようで、そういった意味でも、肩こりは国民病の代表格といっても過言ではないでしょう。
なぜ、街の至るところに、整骨院・整体院・鍼灸院・リラクゼーションマッサージなど、数多くの店舗があるのにも関わらず、肩こりで困っている方が一向に減っていかないのか?
当院の肩こりに対しての考え方と、施術アプローチについてまとめてみました。
少しでも、肩こりでお困りの方の疑問の答えとなり希望につながれば幸いです。
なぜ肩の筋肉がこるのか?

まずはじめに、肩や首にも通じますが、いわゆる筋肉が“こる”メカニズムをお伝えします。
こりに至るまでの過程は、筋肉に沿って流れる血液が滞り血行不良がおこることで、その場に酸素が行き届かなくなり、乳酸と呼ばれる疲労物質が蓄積されます。
そして、筋肉は酸素が少なくなると、硬くなる性質を持っています。

筋肉が硬くなれば、更に血行不良が進み、乳酸が蓄積される…
その結果「血行不良」をおこした筋肉が、どんどんと範囲を広げる。
あるいは、まるでビーフジャーキーのように、筋肉がギュッと固まってしまう。
これが、筋肉が「こる」メカニズムです。

肩の筋肉が血行不良(こり)をおこす要因をご説明します。
私を含めて、多くの人は、デスクワーク・家事・スマートフォンなど、腕を前にしておこなう動作や、腕を下におろしている機会が多い日常生活をおくっています。
それらの動作は、人体の構造上仕方がないとはいえ、腕を酷使する使い方になります。
腕の動作と、密接に関わる肩の筋肉に負担がかかり、肩こりの原因になります。

詳しくご説明をさせていただきます。
片腕の重さは体重の約6%だといわれ、仮に体重が50kgなら片腕の重さは約3㌔。
両腕で、約6㌔にもなります。
身近な例で申し上げると、腕は小玉のスイカ2個をぶらさげているイメージ。

腕は、意外に重たいのです。
そうした重たい腕に対して、日常的なメンテナンスをされずに使い続けると、肩こりに関わりが深い筋肉(僧帽筋・肩甲挙筋・菱形筋など)の血流が滞ってしまいます。
これは、どういうことなのかを申し上げると、肩こりに関わりが深い筋肉は、体勢を維持するように緊張状態(硬くなる)を作ります。

筋肉の緊張状態を、実際に体感してみましょう。
① 左手でスマートフォンを持って画面を見てください。
その体勢を維持したまま、右手で肩の筋肉や左腕の筋肉、鎖骨の下の筋肉を触って感覚を覚えてください。

② つぎに、スマートフォンを見るのを止めて腕を下にだらんとさせて、もう一度右手で肩の筋肉や左腕の筋肉、鎖骨の下の筋肉を触ってください。


いかがでしたか?触った感覚が異なることに気づかれたと思います。
わずか20秒、娯楽の要素が強い、スマートフォンの使用でさえ、肩まわりの筋肉は緊張状態を作ります。
それが、スピードや正確性を求められる仕事、食器洗い・買い物・掃除・洗濯。
限りなくつづく、家事や育児に及ぶとなると、ただならぬ緊張状態が肩まわりの筋肉におきていることになります。
なぜ、セルフケアをしても肩こりが解消されないのか?

日ごろから、YouTube動画などを参考に、肩こり体操・ストレッチ・運動などセルフケアをされている方も多いでしょう。
それらのセルフケアをされても、肩こりの改善。
あるいは、肩こりが治らない理由は、セルフケアでは追いつかないくらい、肩の筋肉が血行不良(こり)を起こしているからです。
もしかすると、人によっては、整体やマッサージなど、肩こりの施術を受けられているかもしれません。
肩こりの施術を受けられて、1カ月以上良い状態をキープされる方もいらっしゃれば、毎週整体やマッサージを受けないと体が持たないという方もおられます。
その差は何かと申し上げると、利用頻度、店舗の施術方針、施術内容は、それぞれ異なるため一概にはいえません。
そのうえで、毎週整体やマッサージを受けないと、体が持たない状態(肩こりが改善しない・肩こりが解消されない)の方は、施術内容が体にあっていない可能性が高いです。
施術内容が体にあっていない具体例は、凝っている肩の筋肉に対して、施術アプローチを受けられている場合です。

分かりやすく申し上げると、肩こりだから肩の筋肉をほぐす。
リラクゼーションマッサージの要素が強い、施術内容です。
ここで、誤解をしていただきたくないのですが、リラクゼーションマッサージを否定しているわけではありません。
実際のところ、私は、定期的にリラクゼーションマッサージを利用しています。
ただ、目的は、肩こりの解消ではなく、日々の疲労を軽減し仕事や家の用事など、体を動きやすくするためです。
そのため、我慢できない肩の痛み、肩こりの影響で仕事がはかどらない。
家事が億劫に感じるなど、肩こりをなんとか解消したい!という方の場合は、肩こりを引き起こす原因に対して施術アプローチを受けられることをおすすめします。

次のセクションでは、当院の経験に基づく、タイプ別肩こりの原因と、施術アプローチについてご説明します。
タイプ別肩こりの原因と施術アプローチ
筋肉疲労タイプ

筋肉疲労タイプとは、体をよく使う仕事内容。
文字通り、筋肉が疲労することによっておきる肩こりです。
代表的な仕事内容は、
主だった特徴として、手先を手際よく動かして細かい作業を集中しておこなう。
そこに、職種に応じた体勢(前かがみの姿勢が中心)が加わることで背面の筋肉が疲労し、肩こりが発生します。

凝り固まった筋肉を、じっくりとほぐしていきます。
眼精疲労タイプ

眼精疲労タイプのポイントとして、
これらの要因が重なります。
体にでる不調は、肩こりに加えて、目が疲れやすい・目の奥が凝る(痛い)ような違和感・人によって頭痛を伴う場合もあります。

特に後頭骨の際がポイントで、こまかく施術していきます。
運動不足タイプ

運動不足タイプの方で「肩こりになったきっかけで、何か思い浮かぶことはありますか?」と質問をすると、しばらく考えて「特に何もしていないんですけど」というような感じで答えられるのが特徴的です。
筋肉が“凝る”メカニズムで説明したように、凝りは筋肉に沿って流れる血液が滞り血行不良をおこすため、あまり体を使わない生活習慣の場合、それだけで血行不良を起こしてしまいます。
運動不足タイプのアプローチは広範囲にわたります。

ご本人が気づかない筋肉の凝りを丁寧にほぐしていきます。
体液循環低下タイプ

体液循環低下タイプとは、体の冷えからくる肩こりです。
冷えは血流を悪くする。これは単純に、寒いところにずっといると体をグッとして力を入れると思います。
この状態で、筋肉に沿って流れる血流がスムーズか滞りやすいかどちらかを考えた時、後者であることがお分かりになると思います。
冷えは血流を悪くし血行不良をおこします。

血流が悪い筋肉をほぐしながら温熱療法で温めていきます。
ストレスタイプ

ストレスタイプとは、精神的ストレスの影響による肩こりのことです。
ここでいう主だった精神的ストレスは、
なぜ、そうした精神的ストレスで肩がこるのかというと、自律神経(交感神経・副交感神経で構成)が密接に関わってきます。
なぜなら精神的ストレスは、交感神経(がんばる神経)が優位、あるいは過剰に働くからです。
肩こりに関係する交感神経の働きとしては、血管を収縮させます。(副交感神経は血管を拡張させます)
血管が収縮する ➡ 血流が悪くなる ➡ 血流が滞る ➡ 血行不良を起こす ➡ 肩こりが発生する

経験・実績ともに豊富です、安心してお任せくだい。

肩こりといっても、さまざまなタイプがあり、十人十色の施術アプローチをおこなわないと、肩こりは解消しません。
さかい快福整体堂の肩こり整体

① お困りタイプに合わせた肩こり整体

もし、あなたが今までに「直接」肩に対してマッサージや整体や鍼灸を受けられてもよくならない場合は、肩とは違う筋肉(トリガーポイント)に原因があるかも知れません。
トリガーポイントとは、筋肉のこりや痛みの原因が離れた箇所の筋肉にあることを示し、鍼治療やお灸をそえる「ツボ」のように体のいたるところに散らばっています。
さかい快福整体堂では、 事前のご相談やカウンセリングで、筋肉疲労タイプ ・眼精疲労タイプ・ストレスタイプ等、それぞれの肩こりタイプ別のトリガーポイントを見つけ、施術を行います。
詳しくは肩こり整体の施術動画をご覧ください。
② 当日予約可能・土日も施術。肩こりを次の日に持ち越さない
当日13時までにお電話でのご予約に限り、その日の施術が可能です。
※ 予約に空きがあった場合に限ります
また、土日も施術しており、月曜日からの仕事の前に、肩をケアされたい方にご利用を頂いております。
※ 定休日は、火曜・金曜・祝日
日程 | 営業時間 |
---|---|
平日 | 10:00~18:00 |
土・日 | 10:00~17:00 |
定休日 | 火・金・祝日 |
③ リラックス空間

さかい快福整体堂では、全営業日クリーン宣言として換気・除菌・抗菌を徹底し、BGMや照明など落ちついたものを選び、お客様がリラックスできる空間で施術をおこなっております。



肩こり解消効果がすごいです

社会人になって、事務作業をするようになってから肩凝りになり、あらゆる整骨院・マッサージ・リラクゼーションなどを10数年試してきましたが、施術の当日は肩凝りが楽になったような気がするのですが、翌日の朝にはまた元の状態に戻るという繰り返しの日々を過ごしてきました。
今年になって、肩の痛みが激しくなり鎮痛剤などで痛みを押さえていましたが原因になっている凝りをどうにか解消したく、インターネットで調べているうちにとても評判の良かったさかい快福整体堂さんにたどりつきました。
先生に診て頂くと、肩凝りからくる痛みではなく腕の凝りかりくるものと判明しとても驚きました。
長年、色々な整骨院では肩凝りからくる痛みということで診断され、肩の凝りをほぐしてもらったことしかなかったからです。
こちらに通い出してから今までと違って施術翌日も凝りがほぐれてきて、だんだんと痛みを感じる回数が少なくなってきました。
回数を重ねるごとに、ほぼ痛みを感じない日もあり体がどんどんほぐれているという実感を現在とても感じております。
他の整骨院で、肩凝りが中々解消されない方がいらっしゃいましたら是非、こちらで痛みの原因がどこにあるのかを正しく判断して頂くことをオススメします。
痛くない整体でびっくりしました。

ある病気をきっかけに右肩辺りが痛くなり、右を向いて寝ることもできませんでした。
整形外科にも行ったのですがなんの病気かわからず、薬だけもらって帰りました効かず肩の痛みで全然睡眠もとれず困っていました。
ネットで検索すればするほど気になってどうすればいいのかと思っている時に、母が昔家に入っていたチラシを思い出しネットで検索すると口コミもよく一度行ってみようということになりました。
整体に行ったことがなくとても緊張して行ったのですが、とても女性が入りやすい可愛い部屋で安心しました。
最初にじっくりと話を聞いていただき、そこから歪みを整えていただきました。
自分では全然歪んでいないと思っていたのにあんなにも歪んでいたことにとても驚きました。。。
肩が痛いのに手を少し押すと痛みが少しづつましになって、今までの常識の痛みのとりかと違い驚きました。
今後に役立つ話などもたくさん知れて、とてもよかったと思いました。
ずっと通わなければいけないと思っていたのですが、よくなればそこで終了なので整体に行ったことのない不安な方も一度行ってみるのもいいと思います☆
30年来の悩み解消!

私の肩こりは小学生に始まり、左右の視力が極端に違う不同視も手伝って、10代後半には首こり・肩こりが慢性化。
色々試しましたが・・・約30年の付き合いです。
慣れているので普段はさほど辛くありませんが、疲れが溜まったときなどには、我慢できないほどの症状が現れます。
首が回らずコリが背中と腰まで広がり、頭痛と眼精疲労の辛い日々。。。
そんな時「揉み返しのない整体」でネット検索し、こちらの治療院に辿り着きました。
週に1度の治療を続け3ヶ月が過ぎた頃でしょうか。
後頭部と肩甲骨にあった大きなコリが完全に消え、なんと柔らかい首を手に入れました!
首といえばガチガチが当たり前、30年来の悩みが、たったの3ヶ月です!
もちろん今でも首も肩も凝りますが、月に1度の治療と、これまで全く効果のなかった肩甲骨体操なんかで緩和されるようになりました。
先生には本当に感謝しています。
先生の施術は、整体というよりは『リラクゼーション』に近く、特に「あたまの整体」は夢心地ですね。
心身ともに癒されます。
定期的にずっと通い続けたいと思う治療院に、ようやく巡り合えました。

以上が、当院が考える肩の筋肉がこる原因と肩こりの施術内容でした。

初回の施術料金:通常6800円
→体験価格 3,800円(税込み)
4月末まで先着10名様限定➡あと10名様
ご予約|3つの方法からお選びください
肩こりに関するご質問


みなさん、何回くらいで肩こりがおこらなくなっていますか?

お寄せいただいているお客様の声の方たちで、平均8回です。
肩こり以外に、首痛や頭痛、背中から腰にかけてなど、不調が加わると、その分施術回数が増えます。
そうした複数の不調がある方でも、16回以下の施術で、快適な日常を過ごしていただいております。

もみ返しが心配です

当院では肩の筋肉をグイグイもんだり、強く押したりしないため、心配されるようなことはありません。
当院が考える、もみ返しの解釈としては、根本原因ではない肩の筋肉に強い刺激や何度も刺激が繰り返されるため、筋肉を構成する筋線維が傷つき炎症をおこしてしまう。
もう一つの側面として、マッサージや整体を受けている方が、痛いけど我慢をして受けつづける。
上記が要因で、もみ返しが起こると考えています。
もし、強くしてもらう方が効果がでると思っている方は、我慢されず施術者に伝えた方がお互いのためになると考えます。

整体を受けると、今後肩こりで悩みませんか?

これは人によるのが正直なところです。 作業量・姿勢・セルフケア・運動・ストレス・冷え 上記6つとも適切にされているのなら、肩こりで悩まない確率が高くなるでしょう。

枕が合っていないような気がするのですが、どのように判断をすればいいですか?

朝、起きた時に肩まわりに張り感や、肩とは別に首や頭が重たい感じの場合、枕が合っていない可能性がございます。
また、枕の使用歴によってクッション性が低下されている場合もあります。
当院では、枕をお持ちいただきチェックさせていただき、肩こりで困らない体にさせていただきます。
院長メッセージ

いかがでしたでしょうか?
トリガーポイントを知ってから、私の中で肩こりに対する認識が変わっていきました。
もしかすると、今のあなたも私と同じような気持ちかもしれませんよね。
肩こりや肩の痛みの原因は肩にはなく、肩とは違う筋肉にある。という考え方。
ご紹介させていただきました、よろこびの声にあるように、肩こりや肩の痛みが慢性化されていらっしゃる方にとって、トリガーポイント理論は肩こりの新常識になると思っています。
もし、さかい快福整体堂にお任せいただけるのなら、それこそ長年の肩の荷を下せるように、全力でサポートをさせていただきます。
ぜひお気軽に、ご相談ください。