痛みのない生活を送ることができて、普通に歩けることがうれしいです。
お気に入りの靴を履いて、お出かけできることが凄くうれしいです!
足の親指の痛みや変形は、外出がおっくうになってしまうほど切実な悩みで、自分の外反母趾は改善されるのかな?と不安な気持ちになられると思います。
少しでも、当院の外反母趾に対する施術アプローチが、あなたの希望の答えになれば幸いです。
外反母趾について
外反母趾(がいはんぼし)とは、足の親指が外側に曲がり、親指の付け根の関節が内側に突出する状態のことを指します。
外反母趾の基準
足の親指が外に向いている角度が、15度以内なら正常範囲。
15度から20度までの範囲なら軽度の外反母趾。
20度から40度までなら中度の外反母趾。
40度以上になると重度の外反母趾。
このような基準となります。
外反母趾の症状としては、以下の4つが代表的です。
・親指の付け根部分の突出(骨が目立つようになる)
・歩行時や靴を履いた際の痛み
・親指が他の指に押し付けられる感覚や、他の指との重なり
・靴の選びにくさや、靴擦れ
これらの状態は、痛みや不快感を引き起こし、ご自宅で過ごされる時や外出時の歩行に影響を与えます。
外反母趾は特に女性に多く見られ、一般的な原因としては以下のような要因が考えられます。
外反母趾の主な原因
不適切な靴
特に先の細い靴やハイヒールなど、足を圧迫する靴が原因で足の骨や関節に負担がかかる。
遺伝
家族に外反母趾の症状がある場合、遺伝的要因が関与していることが多いです。
足の構造的な問題:
例えば、扁平足や関節の柔軟性に問題がある人は、外反母趾になるリスクが高くなります。
体重増加:
過剰な体重は、足にかかる負担を増大させ、足の形に影響を与えることがあります。
これらは、あくまでも一般的に考えられている外反母趾の原因で、当院はまた違った考えがあります。
そのため一例を申し上げると「外反母趾は遺伝かぁもう諦めようか」というようなことはありません。
当院が考える外反母趾になる2つの原因
外反母趾になる原因 ① 脚の使い過ぎ
よくYouTube等で外反母趾のセルフケアとして、「足の指が使えていないので、使っていきましょう!」という理由で、タオルギャザー運動のような足の指を動かして鍛える運動が推奨されています。
しかしながら、そうした運動で外反母趾が改善されるケースは少ないのが現状です。
なぜなら、もし足の指が使えていないとすれば、親指の関節が内側へ変形をおこすことはないからです。
外反母趾は、足の指が変形するほど体(特に脚)を酷使した結果おこる状態です。
では、酷使した状態とは何を意味するのか?をご説明します。
姿勢が悪くなり、前かがみになる(前傾姿勢)。
歩行時に、指先の方に重心が前に移動する。
つまり歩行時の体が前重心ということです。
前重心を分かりやすい事例でお伝えをすると、走る時の体の使い方で歩行をしている状態です。
歩行は無意識でおこなう行為のため、気づかないうちに前重心で歩きつづけることで、指先に力が入りつづける。
歩行は毎日おこなう動作ですから、年齢を重ねられることによって体(特に脚)を酷使する状態になり、その結果外反母趾になります。
姿勢が悪い→前傾姿勢→歩行時に重心が前に移動(前重心)→脚を酷使した状態→外反母趾
外反母趾になる原因 ② O脚やX脚など、脚全体のゆがみ
脚とは、股関節(骨盤とふとももの骨、大腿骨)・膝関節・状脛腓関節・足首の関節・足の骨(両足で56個の骨で形成)・それぞれの骨に付着する筋肉を称して、脚といいます。
脚がゆがむ理由は、脚を組む姿勢・横すわり、左右の足首を交差するような座り方、先天性の関節の不具合、左右の筋肉量の差などの影響によって、脚にゆがみが生じます。
脚の歪みの代表格といえば、O脚とX脚です。
特に、X脚は膝が内側に入るため、土踏まずのアーチがつぶれてしまい親指のつけ根に体重が乗ります。
歩行は日常的におこなうため、適切な対処をされないまま歩行をつづけられることによって、親指が外側に歪み(変形)その結果、外反母趾になります。
要約すると、外反母趾は、原因 ①で述べた前重心と、原因 ②で述べた脚の歪みの複合によって、ひきおこされます。
外反母趾の影響による他の体のトラブル
地面から一番先に接地する箇所が足。
そのため、外反母趾の影響によって、さまざまなトラブルがおこります。
よくあるのは、魚の目・タコ・ハンマートゥ・巻き爪・うき指。
その他にも、足首の痛み(捻挫がおきやすい)・ふくらはぎがむくみやすい・脚のスネがよくつる。
膝の内側が痛む・歩行時につまづく(片方の脚ばかりでつまづくケースが多いです)
階段など脚があがりにくい・股関節痛・骨盤の歪み・腰痛。
あとは、反り腰・猫背・出っ尻・ぽっこりお腹・前側のふとももが太くなるなど、美的な感覚の問題などが起こります。
私たちが生きていくうえで、歩行は欠かせません。
一歩一歩あるくたびに、地面に接地する足に負荷がかかるため、足の周辺はもちろんのこと、脚全体や胴体にも影響をおよぼしてしまうのです。
足の矯正やテーピング、サポーターで外反母趾が改善されない理由
それは、歩行の問題が解決していないからです。
基本的に、矯正やテーピング。サポーターは、痛みの緩和や足の負担軽減が目的です。
足の矯正施術の一例は、親指をひっぱったり、足の裏の筋肉をほぐしたり、足首をグルグルと回したり、ふくらはぎをもんだり、踝や足の甲に電気をあてたりなどが代表的です。
それらにより症状の進行を遅らせたり、日常生活での快適さを向上させたりすることは可能です。
ところが、実際に治療で通われても、治療後は少し真っすぐに見えて喜んだものの、自宅に帰り靴を脱いで親指を見ると元通り。
当院には、そうしたお声をたくさんいただいております。
当院では二段階の施術アプローチで外反母趾を改善へ導きます
外反母趾の施術アプローチ ① 脚のバランス整体
目的としては、脚全体のゆがみを整えていきます。
まず施術をおこなう前に、外反母趾になり得る原因を探り、分かりやすくご説明いたします。
そして、脚のバランス整体については、外反母趾になる原因 ② であげた脚全体のゆがみを整えていきます。
どのような施術なのかは、文字でお伝えさせていただくよりも下記の動画をご覧くださった方がイメージがつきやすいと思います。
外反母趾の施術アプローチ ② 歩き方の見直し(歩行プログラム)
脚のゆがみを整えたとしても、外反母趾の状態で歩かれいた歩き方の習性(歩き方の癖)を正さないことには根本改善は見込めません。
外反母趾になる原因は、前述したとおり、以下の構図で成り立つからです。
姿勢が悪い→前傾姿勢→歩行時に重心が前に移動(前重心)→脚を酷使した状態→外反母趾
青色の、歩行時に重心が前に移動(前重心)。
この習性(歩き方の癖)の見直しが、外反母趾を改善させるための絶対条件です。
当院の歩行プログラムは、姿勢チェック・脚の上げ方など基礎的なことからはじまり、少しずつ正しい歩き方の癖をからだに身につけていただけるように、ステップ方式ですすめていきます。
足に負担をかけない歩行を身につけていただければ、今後一生、外科手術や整体、サポーターなどのお世話になることがなくなります。
以上が、当院が考える外反母趾の原因と改善方法のご案内でした。
少しでもご興味ございましたら、お気軽にご相談ください。
ご予約|3つの方法からお選びください
- 受付シートへのご記入
- 外反母趾の状態をヒアリングします
- 脚全体にゆがみがあるかどうかをチェックします
- 姿勢や歩き方のチェックをおこないます
- お体の状態をご説明
- 質疑応答
- 改善計画のご説明
■初回の所要時間:約90分
初回は、外反母趾を改善させるために、ヒアリングや脚のバランスをチェック
姿勢や歩き方のチェックなど、お時間にゆとりをとらせていただいております。
改善計画に同意を得ていただいた場合、次回の日程を決めて、具体的に外反母趾を改善させる施術アプローチをおこなっていきます。
・他のキャンペーン(整体お試しキャンペーン)の併用はできません。
理由として、外反母趾はとても難易度が高い状態で、一度施術を受けて効果を実感して継続利用を考えるというような状況ではないからです。
どうしても、施術を受けて確かめたいと思われる方は、2回目に通常の整体価格(6,800円)でお受けください。
その場合、施術のみで歩行の指導はございませんので、ご留意くださいませ。
よくいただくご質問
必ず、真っすぐな状態に戻りますか?
重症な状態など、実際に見させていただかないとハッキリ申し上げることはできませんが、多少なりとも変化がでるように、脚のゆがみを整える施術と歩行プログラムの組み合わせで外反母趾を改善させていきます。
若い頃から外反母趾で悩み、今は高齢になりました。かなり酷い状態なのですが、それでもよくなりますか?
改善実績でご紹介させていただいてるご高齢の方のように、補助がないと歩けない方でも一人で歩けるようになります。あなたの足の状態をチェックし、どのような状態になれば外反母趾が改善したのか?何ができれば嬉しいかなど、目的を共有させていただければと思います。
また、再発したりしますか?
外反母趾になる原因で述べたような、前傾姿勢など前重心の歩き方に戻られると再発する可能性は捨てきれません。そうならないように歩行プログラムで足に負担がかからない歩き方を身につけていただければと思います。
インソールなど、何か物販はありますか?
いいえ、物販はございません。また、通院中に足の角度を測定するなどの場合もお代金は発生しません。お代金が必要な内容は、脚のゆがみを整える施術と歩行プログラムのみです。
親が外反母趾で、もし遺伝が原因とすれば改善しますか?
もし、遺伝であったとしても、脚のゆがみを整える施術と歩行プログラムをおこなえば、変化はでます。一般的には、遺伝が原因とされるケースがどの症状でも多いですが、自分の身体は自分だけにしか分からないと思います。心から変わりたいお気持ちと、取り組み次第で改善できる(自然治癒力)と当院では考えています。
どれくらいの期間で改善しますか?
個人差ありますが、平均で3~4ヵ月の期間。ご来院していただく回数の目安は16回。
結果がでるようにプログラムを構築しておりますので、ご安心ください。
肩こりも一緒にみてもらえますか?
肩こり(首や肩甲骨など上半身)の施術は、外反母趾の施術内容(脚のバランスを整える)と異なるため、同時に施術をおこなうことはむずかしいのですが、ご要望に添えれる方法がいくつかございます。
外反母趾以外の体調不良(ここでは主に、首や肩など上半身)、不眠やめまいなど自律神経系の体調不良。
これらの不調も併せて、ご要望をいただく場合、一度に2回分(①:外反母趾 ②:首や肩など)の施術枠をお取りいただく方(この場合、全身の施術が可能です。)
あるいは、まず外反母趾を改善させてから、首こりや肩こりの施術(あるいは、自律神経系の不調)に移行される方がいらっしゃいます。
※腰痛は、脚のバランスを整えることで改善されるケースが多いため、腰痛は外反母趾の施術内容でまかなえると思っていただいて大丈夫です。
外反母趾の治療法やメリット・デメリットなど比較表
当院の施術方針に向いていない方
・施術だけで外反母趾を改善できると思われる方
外反母趾は、歩き方を見直して改善していくことが絶対条件です。
・3~5回など、短期間で変形が改善されると思われる方
即効性はありません。3~4ヵ月など、じっくりと取り組む方が結果を出されています。
・ご自身で歩き方の癖を改善されない方
この場合、高い確率で改善はできません。
・月1回の利用など、ご自身の都合で通院ペースを決めたい方
脚のゆがみが整ったとしても、また以前の癖を体が覚えているため、すぐに歪みます。
そして、もし誤った歩行をされつづけた場合、またふりだしに戻るため、ご自身で通院ペースを決められる場合、改善はむずかしくなります。
・専門家のアドバイスを肯定的にとらえらない方
歩行の問題点などをアドバイスさせていただくにあたり、反論をされたり、傷つきやすい性格の方の場合、当院としても委縮をしてしまい何もお伝えできなくなります。
また、歩き方の見直しをされないようでしたら結果はでません。
当院の施術方針に向いている方
・その場しのぎ(対処方法)ではなく、根本的なところから改善を希望される方
・外反母趾を改善させるためには、3~4ヵ月、ある程度の期間がかかると思ってくださる方
・改善のために必要な、当院が推奨する通院ペースに極力あわせてくださる方
当院の基本的な考えとしましては、初回から3~5回迄は、脚のゆがみを整える集中施術期間として、1週間に1回ペースをおすすめしています。
※歩き方の見直し(歩行プログラム)も同時並行としておこないます。
脚のバランスが整うにつれて、2週間に1回ペース・3週間に1回ペースと通院間隔をあけてまいります。
・施術者と一致協力をして、前向きにとりくんでくださる方(主に歩き方の見直し)
歩行の問題点などをアドバイスさせていただくにあたり、肯定的にとらえていただき実践してくださるお気持ちがある方
院長メッセージ
医学は発展しました。
整体業界も、20年前以上は固い筋肉を直接もむ、骨盤をひねった矯正が主な施術方法でしたが、今ではそうした施術方法では改善しない。
原因は他にあり、原因に至った要因を考えなければ寛解(症状が一時的または継続的に消失した状態)はできたとしても、本当の意味での治癒(完全になおった状態)にならないとう考えが浸透してきています。
外反母趾の治療の多くが、足の施術・テーピング・インソール・外科手術など、足そのものに着目をされているのが現状です。
20年前以上の、肩こりの原因は肩の筋肉が血行不良をおこしているから、肩の筋肉をもむ、ほぐす。と同じ発想です。
もっと、その先の根本を見つめ直さないことには、一時的な対処にとどまってしまいます。
外反母趾の原因は、前重心と脚の歪みの複合によって成り立ちます。
そのため外反母趾を根本から改善させるためには、足に対するアプローチだけではなく、「歩行」を見直さないといけません。
私たちは、無意識で右・左と脚をだして歩行します。
そこに着目をしたのが、当院の施術アプローチです。
少しでも、外反母趾の改善にご興味がございましたら、お気軽にご相談ください。
長文、さいごまでお読みいただきありがとうございました。