
ご訪問ありがとうございます。
堺市いたわり健康院 さかい快福整体堂 心身の不調を整える専門家の市川 たけしです。
今日のブログは、唾液分泌過多症で来院される方のお悩みの中でも最も多い、会話時に唾液の量が増えて話しにくいことについて、その解決策をお届けします。
あなたは、
「友達と話しているときは平気なのに、プレゼンや会議中の発言になると、急に口の中が唾液でいっぱいになって困る…」
「飲み込もうとするほど余計に意識してしまって、話すことに集中できない…」
「周りの視線が自分に集まると、余計に緊張してしまい、唾液がどんどん口のなかに溜まっていく…処理に困る!」
「他の人は唾液の多さで悩んでなさそうなのに、どうして私だけ…?」
このように思われていませんか?
実は、これらの悩みを持つ人は意外に多いです。
しかしながら、インターネットで調べられても「唾液が少なくて困る人向け」の情報が多い…
意外に「唾液が多すぎて困る人向け」の解決策は、あまり見つからないのが現状です。
でも、大丈夫。
唾液の量が多いことでお困りの方は、あなただけではございません。
大阪府の堺市にある、さかい快福整体堂には、唾液過多分泌症でお困りの方。
そのなかでも特に、当院の最近の傾向として、高校生や大学生。
社会人になりたての、20代前半の方にお越しいただいています。
まだまだ、一個人の小さな整体院の力では、たくさんある情報の中に埋もれてしまいますが、全国で同じようなお悩みの方のために。
少しでも当院で培ってきた経験が、参考になるかもしれないと思い、日ごろお客様にお伝えをさせていただいている内容を、共有しようと思った次第です。
今、ご覧くださっているブログでは、
✅ なぜ緊張すると唾液が増えるのか
✅ 唾液をコントロールする方法
✅ その他、すぐに試せる改善策
✅ 唾液を気にしないで済む心構え
について、解説をしていきます。
最後までブログをお読みいただき、「もう緊張せずに、話せるかも?」と、少しでも思っていただければ幸いです。
なぜ緊張すると唾液が増えるのか?


それは、自律神経が関係しています。
緊張時に唾液が増える要因 | 自律神経機能の低下
唾液が分泌される器官として、舌下腺・顎下腺・耳下腺、口腔内に無数ある唾液腺がございます。
これらの、唾液腺から分泌される唾液は、自律神経によってコントロールされています。
自律神経は、体の機能を24時間体制でコントロールをしてくれる神経です。
この自律神経は、交感神経(活動)と副交感神経(休息)。
2つの神経で構成されています。

自律神経を構成する交感神経が優位になると、神経伝達物質のノルアドレナリンが分泌され、アミラーゼなどの唾液タンパク質が分泌されます。
そのため、交感神経が優位な時の唾液は、粘液性といってネバネバしています。
一方、副交感神経が優位になると、アセチルコリンが分泌され、血漿成分中の水が唾液として分泌されます。
そのため、副交感神経が優位な時の唾液は、漿液性(しょうえきせい)といって、サラサラしています。
このように、唾液の分泌と自律神経は、きってもきれない関係なのです。
どうして、自律神経機能が低下するのか?

自律神経機能とは、自律神経を構成する交感神経と、副交感神経の働き度合いのこと。
交感神経(活動)から副交感神経(休息)への切り替え
副交感神経(休息)から交感神経(活動)への切り替え
これらの作用がスムーズかそうでないか、レスポンスのことをいいます。
たとえば、100メートルを全速力で走ったり、ジョギングをしたり。
出会いがしらで人とぶつかりそうになった時には、誰でも呼吸が早くなり心臓の鼓動が早くなったりしますよね?

それらの体の作用は、自律神経を構成する交感神経(がんばる神経)が優位になることで、呼吸が早くなったり心臓の鼓動が早くなります。
いってみれば、ごく普通の体の作用です。
ところが、自律神経の機能が低下すると、そうした作用が必要な時に反応(レスポンス)が悪くなってしまいます。
自動車で例えると、アクセルペダルを踏みこんでも、思ったようにスピードがでない状況。
本日のブログテーマで例をあげると、緊張時(さまざまなシチュエーション)に、脳の視床下部から唾液分泌腺に「唾液を出してください!」という指令が乱発されます。(過剰な唾液量の分泌を助長する)

具体的に、自律神経機能が低下する理由をお伝えします。

- 肉体的ストレス
体の疲労・姿勢不良(歪み)・偏った歩き方・睡眠の質が悪いなど
- 精神的ストレス
不安や悩み、緊張、焦り、人間関係の軋轢など。
- 環境ストレス
暑い寒いなどの気温・湿度
- 化学的ストレス
排気ガス・タバコ・添加物・薬など
私たちには、ストレスに耐えることができる「容量」というのが備わっています。
それを「ストレス耐性」といいます。
2015年以降、一定数の条件を満たした企業においてストレスチェックが義務化されるほど、ストレス耐性は重要視されています。

ストレス耐性について、一例をご紹介すると、メンタルが強いと自覚されている方は、精神的ストレスに対する耐性は強いといえるでしょう。
しかしながら、いくら精神的ストレスに対する耐性が強くても、残業が多いなど仕事が忙しい・通勤時間が往復で2時間以上かかる
自宅に帰ると、家事や育児で忙しい・何らかの資格の取得で睡眠時間を削って勉強をしているなどで、肉体的ストレスが蓄積されたとします。
そうすると、まるで積み木のように肉体的ストレスがドンドン重なっていき、ストレスに耐える容量が限界になります。

これでは、いざ自律神経(交感神経・副交感神経)が働こうと思っても、スムーズに働くことができません。
前述をした、四つのストレスが蓄積されるなかで、ミーティングや商談。
上司と大事な話しがあるなど、緊張するシチュエーションがあったとしましょう。
すると、それが引き金になってしまい、まるでコップの中の水が溢れかえるように、唾液が分泌される。
これが、緊張時に唾液の量が増えるメカニズム、理由です。
※人ぞれぞれ、表れる不調は異なります。わかりやすくお伝えをすると、体の弱い箇所に不調が表れます
自律神経の特性を活かして唾液の量を減らす方法

緊張時に唾液が増える要因である、自律神経。
その自律神経機能を高める方法は、深呼吸を取り入れた肩甲骨引き寄せストレッチです。
【おすすめする3つの理由】
① 自らの意思で自律神経にアプローチできる唯一の方法が深呼吸だから
ヨガなどで深呼吸をするメリットは、深くリラックスをすることができて、副交感神経が優位になるからです。
そうすることで、自律神経機能の低下による体調不良のほとんどを占める、交感神経が優位になることを、未然に防ぐことができます。
※ 緊張時は、交感神経が優位になります。
② 唾液過多でお悩みの方の場合、うつむき姿勢(首こりの要因)の傾向が高いから
勉強やデスクワークが中心で、うつむき姿勢が習慣になられると、前傾姿勢による姿勢不良
それにより、呼吸が浅くなることがあげられます。
そうなると、脳や体が必要とする酸素を充分とりきれないため、知らず知らずのうちに体や脳、メンタルに影響を及ぼしてしまいます。
③ 体の後ろ側の筋肉を一気にゆるめ、肉体的ストレスを減らして副交感神経優位にできるから
私たちは、体の前側よりも、後ろ側の筋肉の方が、圧倒的に疲労が蓄積されやすいです。
また、後ろ側まで手が伸ばせないため、セルフケアがむずかしいデメリットがあります。
ここについては、唾液過多の本質的な改善ポイントではありませんが、肉体的ストレスを減らす意味合いで、体の後ろ側の筋肉を一気にケアできる効率性がメリットになります。
1日の時間は24時間と平等です。
忙しい毎日を過ごす中で、あれもこれも継続的におこなうのは忙しい時間の使い方(交感神経優位)になるため非効率だと考えます。
その点、深呼吸を取り入れた肩甲骨引き寄せストレッチは、上記おすすめする3つの理由を全て補うことができます。
しかも簡単で、場所を選びません。
ぜひ、日常生活に取り入れてください。

次のセクションで、手順をご説明させていただきます。
【手順】深呼吸を取り入れた肩甲骨引き寄せストレッチ

① 足を肩幅くらいに開く
② 両手を後ろで組む
③ 両腕を軽く後ろ側にテンションをかける
※強くテンションをかけると肩関節が痛くなる場合があります
④ 息をすいます
⑤ 息を長くゆっくり吐きます(お腹がへこむくらい)
⑥ 息を吐き切ったあとに自然にまかせて息をすいこみます
⑦ 息を長くゆっくり吐きます(お腹がへこむくらい)
⑧ 6と7を繰り返す
肩甲骨が内側に入る感覚や、後ろ側の筋肉が縮んだり伸びたりするのがお分かりだと思います。
こちらの動画もご覧ください↓
【正面から】

【後ろから】

【目安】
1日3回:歯磨きの前後におこなうと忘れないです。
時間:1回あたり2~3分で充分です。
気持ちがいいなぁと思う程度でとりくんでください。
ミーティングや商談など、重要な時に緊張をせず話しができる準備運動

その方法は、話す前に、軽く舌を動かすことで、口の中の違和感を減らすことができます。

すき間時間にカンタンにできる、舌のウォームアップをお伝えします。
口を閉じたまま、舌で上の前歯の裏をなぞる(左右10回ずつ)
舌を左右に動かす(5回ずつ)

たったこれだけでも、舌を動かしていただくことで、お口の中が自然とリラックスして、唾液を意識しにくくなりますよ。

舌の準備運動ができれば、緊張や不安をやわらげる、マインドセット(心の持ちよう)をインストールしましょう。こちらの詳細は、下のリンク記事にてご紹介しています↓
院長メッセージ「大丈夫、あなたは一人ではありません」


さかい快福整体堂では、唾液過多の改善に絶対的な自信を持っています!

唾液の量が多いお悩みは、なかなか人に、相談しづらいですよね。
相談相手が、「そうなんだ、私も多いと感じる時があるけど、そこまで気にしていないかも」
このような、意見を伝えられると、一人で悩みを抱えてしまいがちです。
でも、実際に同じことで悩んでいる方は、たくさんおられます。
そして、唾液の量は自然に減らすことができる。
コントロールできる方法がございます!
「緊張をすると唾液が増えすぎて話しにくい…」と感じられるのは、あなただけではありませんし、この先ずっと続くわけでもございません。
今、ご覧くださっている自律神経の特性を活かした、唾液の量を減らす方法やマインドセット。
その他、唾液分泌過多症に関係する記事を参考にしていただくことで、あなたも必ず唾液が気にならない、通常の日常生活を送ることができるようになります。
なぜなら、人間には自然に治っていく治癒力(自然治癒力)が備わっているからです。
自然治癒力を、自動車のスペックでたとえると、標準装備。
あなたにも、私にも、誰にでも、当たり前に備わっている回復力です。
今は、その自然治癒力が四つのストレスの蓄積により、うまく発揮されていないだけ。
だから、絶対に大丈夫。必ずよくなります!
当院では、お一人お一人のお悩みに寄りそった施術アプローチを心がけ、自然に唾液量がコントロールできるように。
唾液のことを気にせずに暮らしていだけるように、二人三脚の姿勢で寄りそい、必ず早期改善に導かせいただきます。
詳しい施術内容や、施術の様子がわかる動画。
実際に、当院の施術アプローチを受けられて、唾液過多が改善された方のご感想などは、詳細をタッチしてご確認ください。
当院の唾液過多の見解により、少しでもあなたの希望につながれば幸いです。
さいごまで、お読みいただきまして、ありがとうございました。
原因不明の唾液分泌過多症の改善なら、当院にお任せください!

初回の施術料金:通常6800円
→体験価格 3,800円(税込み)
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