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堺市いたわり健康院 さかい快福整体堂 心身の不調を整える専門家の市川 たけしです。
今日のブログは、さかい快福整体堂といえば首こり。
2013年の開院当初、首の専門院としてスタートしましたので、首に関する体調不良は今でも一番力をいれている分野になります。
現代社会において、パソコンやスマートフォンの使用は、私たちの日常生活にかかせないツールになっていますよね。
作業効率がよくなったり、手軽に趣味を楽しめたり、何か知りたいことがあれば直ぐに調べることができる利便性。
その一方で、同じ姿勢が日々つづき、そうした習性が日常生活で当たり前になると、やがて筋肉は血行不良をおこします。
その筋肉の血行不良が「こり」の正体です。
私たちが日常生活を過ごすうえで、姿勢と健康はきってもきれない関係です。
具体的には、パソコン作業時の前傾姿勢(前かがみの姿勢)。
スマートフォン操作時の、過度なうつむき姿勢。
首を右や左に傾けた姿勢でスマートフォンを視聴。
立ち姿の時の猫背など、姿勢の影響によって首こりが助長されます。
姿勢以外で申し上げると、精神的ストレスも首がこる要因になります。
一例をあげると、理由のない不安を感じたり、何らかの恐怖心がある場合。
あとは、無意識の緊張癖です。
そうした、さまざまな要因が首こりの原因になります。
首のこりを、軽く見てしまう人も多いかもしれません。
ですが、実は首こりを放置していると、ただ単に肩や首が痛いだけでは済まないケースが少なくありません。
今、ご覧くださっているページが、少しでも皆さまの健康の寄与につながれば幸いです。
ご存知ですか?首こりは万病の基
首こりは万病の基といわれる理由として、首が身体全体の健康を支える非常に重要な役割を担っているからです。
もう少し、詳しくご説明をさせていただきます。
1. 首の血行と神経への影響
首には、脳と体をつなぐ重要な血管や神経が多く通っています。
首がこると筋肉が硬直し、これらの血管や神経が圧迫され、血流が悪くなります。
この血行不良(首こり)により、脳や体に必要な酸素や栄養が十分に供給されなくなり、さまざまな痛みや体調不良が生じます。
※首こりによる痛みや体調不良は、後述しています
2. 自律神経の乱れ
首は、頭と首の境目から腰と胸の境目までをケーブルのようにつなげる神経の束(脊髄)が密集する重要な器官。
神経の束(脊髄)そのうちの一つが、自律神経です。
そのため、首にこりが生じると自律神経のバランスが乱れる、あるいは自律神経の機能が低下する原因となります。
自律神経の詳しい説明は、下記リンク先をご覧ください。
3. 姿勢の影響
現代の生活習慣では、スマートフォンやパソコンなどを使用する時間が増え、前かがみや猫背の姿勢を取りやすくなっています。
これにより、首に負担がかかり、こりが生じやすくなるのです。
この姿勢の悪化は、肩こりや腰痛にもつながり、体全体の筋肉がバランスを崩すことで、さらに首こりが悪化するという悪循環に陥ります。
首こりを放っておくことで表れる、代表的な痛みや体調不良
多くの方が、これからご紹介をさせていただく痛みや体調不良が表れた際には、内科・胃腸科・耳鼻咽喉科・眼科・脳神経外科・頭痛外来。
整形外科・心療内科・睡眠外来・精神科など、医療機関の受診を検討される。
あるいは、実際にいくつかの医療機関を受診するものの、「原因が分からない」「特に異常はありませんでした」「年齢のこともあるので、上手につきあっていきましょう」というような説明を受けられるケースが少なくありません。
※もちろん、何らかの病気が見つかった場合は、適切な治療を受けてご回復されるケースもございます。
コレ!といった、明確な原因が分からない…
副作用のあるおクスリを処方され、服用をされる。
そうして治ればいいのですが、いまいち身体がスッキリしない方が多いのも事実としてあります。
一体、何が本当の原因なのかが分からない…
病院、整体、鍼灸、整骨院、スポーツジム、ドラックストア、心理カウンセリング、ヒプノセラピー
など、世の中には、からだをよくするための業種が幾つかあり、それらの業種から自分の体調不良に適した専門家を探される。
ところが、よくもわるくも情報がたくさんあるがゆえに、選びきれない。
体調は万全でなくても仕事や家事・育児など、体を動かすことはできる。
そのため、健康になっていただく機会(優先順位)が後回しになってしまう。
これが、今の日本の健康事情です。
医療機関などで原因不明と説明される、痛みや体調不良の真の原因は、首こりの可能性が高い!
それでは、これから首の筋肉がこり過ぎることで表れる、代表的な痛みや体調不良をご紹介します。
1. 頭痛
首こりが原因で血行が悪くなると、首から頭部にかけて筋肉が緊張し、圧迫されて頭痛を引き起こすことがあります。
特に後頭部から頭頂部にかけて重い痛みが続く緊張型頭痛が代表的で、仕事や勉強に集中できなくなるなど、日常生活に支障をきたします。
日々の施術で特に感じることは、同じ首の筋肉でも上の方。頭(脳)に近い首の筋肉がこり過ぎている(首の筋肉が過緊張)方が圧倒的に多いです。
2. めまいやふらつき
首こりが続くと、首の血流が悪化して脳へ届く酸素や栄養が不足することがあります。
これにより、めまいやふらつき、バランス感覚の低下を引き起こす場合があります。
頭痛と同様に、めまいやふらつきも、同じ首の筋肉でも上の方。
頭(脳)に近い首の筋肉がこり過ぎている(首の筋肉が過緊張)方が圧倒的に多いです。
また、めまいやふらつきの場合は、自律神経の乱れも生じやすく、体全体の調子が悪く感じる原因にもなります。
3. 眼精疲労、目の奥が痛い
長時間スマホやPCを見ることによる目の疲れと同様に、首こりによる血行不良も目に影響を及ぼします。
場合によって、視力が一時的に低下されたり、焦点が合いづらくなったりすることがございます。
これらが続くと、眼精疲労が蓄積され、目の周りが重く感じることもあります。
4. 肩こりや腰痛
首こりが肩に影響を及ぼすのは当然として、さらに腰にも悪影響を及ぼすことがございます。
なぜなら、首の負担を減らそうと、無理によい姿勢を意識されることによって、逆に腰の骨や筋肉に負担がかかる「反り腰」になるからです。
からだは、首・肩・背中・腰など、部分的にみられがちですが、体全体を皮膚一枚で覆うように全てがつながっています。
5. 不眠や倦怠感
首のこりが長引くと、自律神経のバランスが乱れたり、自律神経の機能が低下します。
その結果としてリラックスしにくくなるため、寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めてしまったりします。
睡眠の質が低下すると、日中の倦怠感や集中力の低下などが引き起こされ、その状態がつづくと自律神経失調症や、抑うつなど、深刻な状態になる恐れがあります。
ここで、当院で改善実績のある不調一覧をご案内させていただきます。
- めまい
- ふらつき
- メニエール病
- 耳鳴り
- 頭痛
- 不眠(入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒)
- 目の奥が痛い(PC作業など同じ姿勢がつづき首の筋肉に血行不良が起こるため)
- 瞼の痙攣(ビタミン剤では改善されなかった方も、首こりが原因でした。)
- 頭重感
- 倦怠感
- 唾液の量が多い(唾液分泌過多症)
- 喉のつかえ(喉の違和感、飲み込みにくい、声を出しにくい)
- 舌がヒリヒリする、舌の灼熱感、舌が冷たい
- 呼吸が浅い(広頚筋の影響による不調でした)
- 自律神経失調症
- パニック障害
- 抑うつ感
- 集中力の低下
- 怒りっぽくなった
実際にいただいた、お客様のアンケートをご覧ください。
全ての方に、首の施術をしています。
ご自身で出来る首こりのセルフケア
首こりを防ぐためには、日頃の生活習慣を見直し、適切なケアを行うことが重要です。
そこで、このセクションでは、治療を受けようとされる緊急性が低く、できるだけセルフケアで様子をみられたい方に向けて、当院がおすすめをするセルフケアをご紹介させていただきます。
1. ストレッチと運動
首や、首から肩周りにかけて(ネックレスラインのことです)の筋肉をリラックスさせるセルフケアです。
下にある動画のように、首を左右・前後にゆっくりと動かす簡単なストレッチは、首の筋肉の緊張を和らげるのに効果的です。
また、この下でご紹介させていただいている動画のように、軽くジャンプをしていただくことで肩を上げ下げする運動も、肩こりはもちろんのこと、間接的に首こりを解消させるために効果的なセルフケアです。
※ただし、頭痛がある方は、頭痛が酷くなる可能性があるため、軽くジャンプをする方法は控えていただく方が無難です。
こうした、隙間時間にカンタンにできるセルフケアを1日に数回行うことで、首や肩まわりの筋肉の血行が良くなり、首こりの予防に役立ちます。
2. 首に負担をかけない、正しい姿勢を保つ
スマートフォンを使う際には、うつむき姿勢や、お顔が前に突き出すような姿勢になりがちです。
画像を見ていただくとお分かりのように、肘の高さによって首のうつむき加減がかわってきます。
このように、可能な範囲で画像右のように首が「楽」になるように、反対側の腕で支えてあげてください。
パソコン作業をされる方は、可能な限りパソコンモニターの位置を目線の高さに合わせ、首がうつむき姿勢にないようにしましょう。
「パソコン高さ調節台」で検索をしていただくと、パソコンモニターの位置を目線の高さに合わせるアイテムが表示されますので、よい商品があれば購入を検討されてください。
また、仕事中にこまめに立ち上がり、体を動かす(筋肉の血行促進)ことも大切です。
3. 首のセルフマッサージ
自分で簡単にできるセルフマッサージも効果があります。
首や首から肩の筋肉を指先で優しくほぐすことで、筋肉の緊張を和らげることができますよ。
ただし、力を入れすぎると逆効果になる場合もあるため、あくまで軽く押すように心がけましょう。
院長メッセージ
お伝えをさせていただいたように、首こりは、放っておくと全身の不調につながる可能性がございます。
しかし、日々のちょっとした習慣改善と適切なセルフケアをおこなっていただくことで、首こりが起因とする痛みや体調不良の予防や改善が期待できます。
姿勢に気をつける、こまめにストレッチをする、首や肩をマッサージする、定期的に運動をするなど、できることから始めてみてください。
なお、慢性的な首こりや医療機関で原因が分からない痛みや体調不良に悩まされている方は、首に詳しい専門家に相談することも検討してみましょう。
さかい快福整体堂の首こり整体は、首をもまずに首の筋肉をやわらかくすることができる特殊な施術法をおこなっています。
ご覧くださったブログが少しでもあなたや、あなたの大切な方の参考になっていただければ、これほどうれしいことはありません。
これからも有意義な情報を発信してまいりますので、よろしければブックマークへのご登録やあなたの周りでこのブログが必要な方がいらっしゃいましたらシェアをお願いします。
さいごまで読んでくださって、ありがとうございました。
堺市いたわり健康院 さかい快福整体堂
心身の不調を整える専門家 市川 たけし