- 今まで経験したことのない倦怠感に見舞われている
- 首まわりが腫れているようで、下を向くときに違和感を感じる
- 原因不明の微熱が続く
- まぶたが腫れてしまう
- 吐き気を催す・気分が悪い
- 体がふわふわしたような感じになり歩くことが怖い
- 汗が異常に多くなっている
毎日、体調を気にしながら過ごすとなると、体も気持ちもお辛いと思います。
今ご覧くださっているページが少しでもあなたの希望につながれば幸いです。
バセドウ病について
バセドウ病は、甲状腺ホルモンの分泌が過剰になる甲状腺機能亢進症のことをいい、自己免疫疾患の一つです。
自己免疫疾患とは、細菌やウィルスなど外敵から身を守るための免疫機能が何らかの影響で、自らの臓器や細胞を標的にしてしまう病気の総称です。
バセドウ病は完治がなく、体調不良の軽減や甲状腺機能の数値をコントロールをして寛解を目指していくことが目的となります。
ここからは、バセドウ病について知っていただきたい用語をご説明させていただきます。
ホルモンは、体の様々な働きを調節する伝達物質のことをいいます。
主にホルモンは、下垂体・副腎・卵巣・バセドウ病に関わる甲状腺など、体の内分泌腺というところで作られています。
甲状腺機能ホルモンを作るために、ヨウ素が必要になります。
ヨウ素(ヨード)は甲状腺ホルモンの主原料で、主に昆布やワカメ、のりなどに含まれているミネラルのことです。
バセドウ病は、4つのヨウ素を持つサイロキシン(T4)の分泌過剰による症状で、自律神経を構成する交感神経が異常に亢進(高い度合に進むこと)していることが解明されています。
つまり、バセドウ病は自律神経の機能が低下している。
あるいは、自律神経のバランス(交感神経・副交感神経のバランス)が乱れている状態を意味します。
さかい快福整体堂が考える体調不良を引き起こす3つの原因
それぞれ、ご説明させていただきます。
自律神経機能の低下・交感神経の高ぶり
自律神経とは、普段私たちが眠っている時に無意識で心臓や肺を動かし呼吸を行ってくれているなど、体の機能を24時間体制でコントロールをしてくれる神経のことです。
この自律神経は、交感神経(がんばる神経)と副交感神経(休む神経)で構成されており、どちらかが働けばどちらかは活動を弱めるようになっています。
そこで、自律神経の特性を日常生活に置きかえて、ご説明をさせていただきます。
交感神経(がんばる神経)が優位な時
副交感神経(やすむ神経)が優位な時
このように、それぞれの状況において自律神経が体のバランスを保ちながら私たちは生かされているのです。
なぜ、自律神経を構成する交感神経が異常に亢進するのか?
- 過酷な労働条件、疲れが取れない、睡眠不足、休日は家でゆっくりするなど
- 一人で何役もこなすマルチタスク、頭をよく使う、気を配る、気が張っているなど
- 急性ストレス
- 神経質、心配性、怒りっぽい、不安を感じやすい、白黒ハッキリさせたい性格、緊張癖など
- 虚弱体質、冷え性、不定愁訴、免疫力の低下など、バセドウ病になる前から体調不良を感じている
これら全て、自律神経を構成する交感神経(がんばる神経)が優位な状態になり、ある一線を越えると優位どろこか異常に亢進している状態になります。
自律神経については、世界的な免疫学の権威。日本自律神経病研究会終身名誉理事長である安保 徹先生のお話しが参考になるでしょう。
安保徹先生が語る「病気の成り立ち」「病気から脱却する反応を知る」
動画ではバセドウ病には触れていませんが、自己免疫疾患の一つである膠原病について少しお話しをされています。
3分23秒からの「自分主体の人生へ」で語られている意図は、自律神経を構成する交感神経が過剰に働く考え方や物事の捉え方。
そして、行動を見直すことで体質が変わっていきますよ。ということをお話しされています。
首こり
「首こりは万病のもと」整体業界ではそういわれています。
なぜ首がこると万病を引き起こすのかというと、首には人間の生命を支える重要な器官がたくさんつまっているからです。
なかでも一番大切なのが神経の束である脊髄神経。
神経について具体的に説明をすると、脊髄神経は背骨の空洞(脊柱管)で保護されている脊髄に出入りをする末梢神経のことをいい、体の各部分にはりめぐらされた細かいネットワークを形成しています。
バセドウ病に深く関わる自律神経(交感神経と副交感神経で構成)は、この末梢神経に属します。
次のセクションでは、なぜ首の筋肉がこるのか?3つの要因をお伝えします。
首こりの要因 ①:パソコン作業などのデスクワーク
パソコン作業中は、基本的に同じ姿勢がつづき指をよく使い、手首はほとんど動かしません。
仕事内容によってはスピードを求められる。あるいは作業量が多く、それに伴い時間がかかることもあります。
あとは、体格も関係してきます。個人差ございますが首が細い、あるいは長い方。
つまり、頭を支える・同じ姿勢・腕の疲労・スピード・作業量・時間・体格。
そうした様々な条件が合わさることで、首の筋肉がこってしまうのです。
もう一つ別の視点でお伝えします。
プライベートで関心のある情報をゆっくりさがす、あるいはゲームを楽しむ事とは異なり、学校の授業・新社会人・人事異動・個人事業をはじめるにあたり、パソコンを使わないといけない。
いわゆる環境の変化において、パソコン作業に慣れていらっしゃらない方の場合、キーボードの位置を確認されたり、文字の変換、マウスの操作などで慌ただしくなり、それに伴い体全体が緊張状態になります。
その結果、首の筋肉に疲労が蓄積されて首こりになります。
首こりの要因 ②:スマートフォン
スマートフォンを操作中、首の筋肉が頭(脳)を支えてくださっています。
成人の頭の重さは、平均すると5~6kgと言われています。
ボーリングの球で例えると、11ポンド(4.990kg)
頭は重たいものですから、支え方がおかしくなってしまうと、それだけ首に負担が掛かってしまい、3~4倍(20㌔相当)の負担が首の筋肉にかかってしまうのです。
20㌔なんて、ずっとお米を持てないほどの重さです。
できるだけ首への負担は避けたいところですが、お仕事などでどうしても首に負担がかかってしまうことがあると思います。
そうした事情から考えると、首に対して適切なケアが必要だということです。
首こりの要因 ③:猫背やスウェイバックなど姿勢が悪い
【イラストの見方】
●をつけている耳・肩・股関節・膝・くるぶしが一直線上にならんだ状態 ① が正常の姿勢です。
②猫背 ③反り腰 ④スウェイバックの、●の位置・骨盤の傾き・背骨の曲がりを見ていただき、下記の説明文をお読みください。
① 正常
●:耳・肩・股関節・膝・くるぶしが一直線上にならんだ状態
骨盤:正常
背骨:理想の生理的湾曲
② 猫背
●:耳と肩が前よりになっています
骨盤:後傾(後ろ側に傾く)
背骨:背中の後湾(こうわん)がきつい
③ 反り腰
●:股関節が前よりになっています
骨盤:前傾(前側に傾く)
背骨:腰の前彎(ぜんわん)がきつい
④ スウェイバック
●:耳・肩・股関節・膝が前よりになっています
骨盤:前傾(前側に傾く)
背骨:背中の後湾がきつく、腰にかけて急激に曲がっています
精神的ストレス
よくある事例として、仕事に行くことが嫌だと感じる朝に、胃がキリキリ痛む・頭がボーとする・吐き気をもよおす・体がだるいなどの体調不良を感じる。
あるいは、苦手な人の顔や嫌な出来事を思いだすと、眉間にシワをよせてしまう・呼吸が早くなる・無意識で腕に力が入るなど。
つまり、感情が体に反映されます。
人は誰しもが精神的ストレスを感じます。そして、そのストレスに耐える容量(ストレス耐性)が人それぞれにあります。
しかしながら、自分は今どれくらいストレスが蓄積されているのか?
それは目に見えず把握はむずかしいため、知らず知らずのうちに精神的ストレスをためこんでしまい、体調に影響を及ぼしてしまいます。
それをできるだけ避けていただきたいのです。
- ご家族やご友達に話しを聞いてもらう
- 自分だけのノートに感情を書きだす
- マインドフルネス
- 心理カウンセラーに話しを聞いてもらう
- 海や山など自然の中に身を置く
- 写経
- 運動
- 普段通らない道、見知らぬ街を散策する
- 早く寝る
- いつもより隅々までおこなう掃除、断捨離
※お酒を飲む、甘い物を好きなだけ食べるなど飲食系の精神的ストレス解消は、一時的な解消であることと、お口の中に入れるもので体調が左右される視点でおすすめしていません。
さかい快福整体堂が行うバセドウ病に対する施術は二つです
バセドウ病に対する整体|一つめは首の筋肉をゆるめ自律神経の機能を高める
首の筋肉をどのようにしてゆるめるのかといいますと、首ではなくて腕や手首・鎖骨下の筋肉にアプローチをしていきます。
なぜ、直接首を揉まないのかといいますと、首の筋肉が固い状態というのは、あくまでも結果だからです。
日々の施術で感じることは、同じ首の筋肉でも、頭(脳)に近い側の首の筋肉。
頸椎(首の骨のことで合計7個あります)でいうと、第一頸椎・第二頸椎の首の筋肉がガチガチに固くなっていらっしゃる方がほとんどです。
その場合は、前述したような腕や手首、鎖骨下の筋肉にアプローチを施しません。
なぜならガチガチにこり固まっている場合は、その方法ではゆるまないからです。
そこで、次なるアプローチ。
下記画像のように、一見左の首をストレッチしているように見えますが、実は右側の首の筋肉をゆるめる独自の首こり施術をおこないます。
これまでご説明したように、首こりの施術は二通りございます。
そうして、人それぞれの首の状態に合わせた施術をおこなうことで、首の筋肉を徹底的にゆるめることで自律神経の機能を高めていきます。
バセドウ病に対する整体|二つめは脳疲労のケア
脳脊髄液を身近な例でご説明
脳脊髄液の分かりやすいイメージとして、お豆腐屋さんでご説明します。
商店街やスーパーにあるお豆腐屋さん。きれいなお水の中に豆腐が浸かっています。
その状況で例えてみますね。
豆腐が「脳」で、豆腐が浸かっているきれいなお水が「脳脊髄液」
水が汚れてしまうと豆腐は美味しくないと思います。
それと同じように脳を満たしている脳脊髄液の循環が悪くなると、脳のパフォーマンスが落ちてしまい、体調不良になる…そんなイメージです。
脳が使うエネルギー消費量は、体全体の約20%。
脳だけでもたくさんのエネルギーを使う分、脳にはしっかり休んでほしいですよね。
そこで血液・リンパ液につぐ第3の循環系である脳脊髄液へのアプローチが鍵となるのです。
動画でご紹介|当院の自律神経整体
以上が、バセドウ病の解説と当院の施術内容でした。
院長メッセージ
長文、お読みいただきましてありがとうございました。
当院でお役に立てる事としては、自律神経機能の向上や副交感神経を優位(リラックス)にさせる施術。
また、免疫細胞の約7割が集まるとされる腸に超短波と呼ばれる物理治療器を用いて、腸を温める。
超短波は、前述した安保徹先生がおすすめされる免疫力を高める方法で、個人的には低体温が招く癌を予防するために使用をしています。
さらに必要な方には、不安や悩み、焦り・怒りなど交感神経が過剰になる要因を、情緒的なサポートにて和らげることができます。
自分一人の力では限られてきますが、一人でも多くの方の健康に寄与したい。
このように思っています。
もし、あなたが病院の治療と併用目的で「ここの整体院、よさそうかも。」と思われましたら、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
※ 当日予約の場合は割引対象外となります。
ご予約は、24時間受付中のネット予約・LINEが便利です
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