ご訪問ありがとうございます。
堺市いたわり健康院 さかい快福整体堂 心身の不調を整える専門家の市川たけしです。
早速ではございますが、2025年5月13日時点で、当院をご利用いただいている唾液分泌過多症の方は、9名いらっしゃいます。
改善途中の方、ほとんど改善された方(経過観察中)、最近通われ始めたばかりで、まだ自然治癒力が高まらない方。
また、「あと一歩、心のブロックが外れれば、他人の目が気になって唾液が出る状態から抜け出せそうな方」など、お一人おひとりのお悩みに丁寧に向き合い、サポートをさせていただいています。
今回のブログでは、どんなケースでも改善するとは限らないという現実を含め、整体師としての立場から“正直な記録”をお届けしたいと思います。
なぜなら、整体に行けば必ず治ると期待が膨らむなかでも、改善の鍵は「施術の技術」と「お客様ご自身の治癒力」が重なり合う“協力関係”にあると、私は考えているからです。
その中で、私自身が結果につなげられなかったプロセスも率直にお伝えすることで、「整体の先生ってこんなふうに考えているんだ」と知っていただき、あなたにとって最善な治療院に巡り合うきっかけになれば幸いです。
お客様の悩み

30代の男性の方で、唾液の量が多く、唾液を何度も飲み込むためお腹が気持ち悪くなる。
会話もおっくうになり、胃の膨張感から気持ちの悪さを感じる日々を送られていました。
デスクワーク中心のお仕事で、同じ姿勢が続くことによる首・肩まわりの血行不良(こり)が顕著にみられました。
唾液分泌過多症の背景には、首こり・脳疲労・そして心因性(仮性唾液過多症)が関与していると考えています。
こうした肉体的・精神的疲労に対して、当院では自信をもって対応しており、
- 首に負担がかかっていないかを確認(枕のチェック)
- 職場PC環境の聞き取りと改善アドバイス
- 腸内の免疫環境を整えるための超短波治療
- 心因性要因へのヒアリングと改善案の提案
このようなサポート体制で進めてきました。
お客様は「精神的ストレスを感じると唾液の量が増える」と自覚はされていましたが、深くお伺いすると「それほどストレスは感じていない」とのお話がありました。
そのため、情緒的なサポートよりも首こりや脳疲労へのアプローチを中心に、経過を見守る方針をとりました。
経過と見解
半年以上の期間をかけて施術を行いましたが、唾液過多の改善実感はお互いに得られず、首まわりも継続して固さが確認されたため、正直に現状をお伝えしました。
お客様にとって、通っても大きな変化を感じられないことで不安や落胆があったと感じています。
このままではいけないと考え、施術時間の延長や、心理カウンセリングの導入も検討しましたが、いずれも通常料金に加算が必要になるため、お客様にご相談したうえでお返事を待つことに。
その後、お仕事が繁忙期に入り、通院を見送るとのご連絡をいただきました。
現在まで約7ヶ月が経過しており、再来院のご予定はないと判断しています。
改善に導けなかった要因の考察
首の筋肉が固くならないように、もっとPC環境の見直しにヒアリングのお時間をとらせていただければ、お仕事中に首の負担が軽減されているのか、まだまだ対策の見直しが必要なのかを判断できます。
そして、お仕事中はむずかしいかもしれませんが、1~2分ほどでできる首や腕のセルフケアを休憩時間や合間におこなっていただき、疲労の軽減につなげていく。
このように考えた理由は、首が凝ってはほぐす、首が凝ってはほぐす繰り返しを避けたいからです。
ただ、あまりお客様側に改善点があることをお伝えすると、気分を害されるケースも少なくあるのと、「これ以上お願いしたら負担になるかな…」という思いから、踏み込んだご提案ができなかった自分に課題があったと感じています。
実際のところ、ご自宅ならパソコン環境の見直しをすすめやすいですが、会社の場合、椅子やデスクは会社の所有物のため、PC環境の見直しはむずかしいのが現状です。
心因性(仮性唾液過多症)については、お客様自身が必要性を感じないことを考えると、当院のサポートではなく、他の手技療法(鍼やカイロなど)を取り入れておられる先生のご利用も、もっと早めの段階でご検討いただいた方がよかったかもしれません。
もちろん、ご紹介できる専門家がいれば、本当はお繋ぎしたかったです。
ですが、紹介となると少なからず責任が発生しますし、対応実績のある先生が極めて少ない現状を考えた時、結果的に中途半端なご紹介になるリスクを避けてしまったところも、今このように書かせていただくなかですごく葛藤しています。
同じように唾液について悩みを持つあなたへ

これまで、さかい快福整体堂では、他府県の方から、当院と同じような治療をしている先生を紹介していただけませんか?
そうしたお問合せをいただく機会があり、私の知る限り思いつく先生に問合せをしたところ、経験がないケースや、唾液分泌過多症自体を存じあげておられない先生もいらっしゃいました。
このように書くと、不勉強な先生がいるんだなと思われるかもしれません。
ただ、他府県の先生方のホームページやグーグルマップのクチコミを拝見すると、自分には対応が難しい症状に真剣に向き合っておられる姿に、私も大いに刺激を受けています。
正直にお伝えすると、当院がはじめて唾液過多の施術依頼を受けた時点では、唾液分泌過多症のページもなかったため、施術経験はありませんでした。
当然、改善実績もございません。
元々は、他の不調で来院してくださった方が、「唾液の量が多くて、そうした不調も可能ですか?」というご質問からスタートしています。
しかし、
首こり(広頚筋)への施術
脳疲労へのアプローチ
情緒面のサポート
腸内環境のケア(超短波)
このような当院の軸があったため、「きっと改善できるはず」と信じてサポートを始めました。
何を言いたいのかをお伝えすると、「改善実績の有無」だけではなく、先生方の“姿勢”や“信頼できる声”をもとに、判断していただけたらと願っています。
唾液分泌過多症でお悩みの方にとって、通院圏内で最適な治療院と出会うために。
過去に書いたこちらのブログもご参考ください。
院長メッセージ

あなたの街にも、整骨院、鍼灸院、整体院、カイロプラクティック、マッサージなど、身体の不調をよくする店舗がたくさんあり、インターネット検索をすると、他の地域を含めてたくさんの情報を目にされるでしょう。
よくもわるくも、ホームページは店舗の都合のいいように編集できます。
見栄え重視といいますか、いいところばかり取り上げる風潮があります。
治るイメージも大切かもしれませんが、いいことばかり書いたところで、お客様が本当に知りたい内容は?
ということを考えた時に、通っていただいても改善に至らないリアルな実情を知りたいのではないかな?と感じて今回のブログを書こうと思いました。
唾液を飲み込むことでお腹が張る。
人に気づかれないか不安になる。
会話中に唾液が溜まりやすく、笑顔や相槌でごまかす日々。
みなさん本当によく頑張っておられます。
最近では10代の方からのご相談も増え、学校での何気ない一言に深く傷ついてしまった経験をお持ちの方もいらっしゃいます。
唾液分泌過多症は、まだ広く知られている症状ではありません。
「どこへ相談すればいいの?」「本当に良くなるの?」と不安なお気持ちもあるかと思います。
けれど、あなたのまわりには、必ず健康に導いてくれるプロがいます。
病気ではない唾液過多の症状は、必ず改善の糸口があります。
どうか「自然治癒力」を信じて、ご自身に合う先生と巡り合ってください。
参考ページ一覧
原因不明の唾液分泌過多症の改善なら、当院にお任せください!

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