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このブログは整体業界18年以上。
自律神経について専門的に学んだ整体師がおすすめするセルフケア5選をお届けします。
どれも理にかなったセルフケアです。
しかもシンプルで効率的。
自律神経の乱れでお困りの方のお役にたつことができれば幸いです。
自律神経の乱れを整える運動
おすすめは散歩です。
理由としてジムやジョギング・筋トレなどの運動と比較して疲れにくいこと。
あとは長期的につづけることができるからです。
私たちが生きていくうえで自律神経にはお世話にならないといけません。
それを考えると一過性の運動ではなく、生涯にわたってできる運動がベストなのです。
散歩をする時間は人それぞれのライフスタイルに合わせて、無理なくつづけることができる時間がいいでしょう。
散歩と他の運動との比較表をつくってみました。
ジム・筋トレ・ジョギング | 散歩 | |
傾向 | はげしい運動 | 無理をせずおこなえる |
疲労 | かなり消耗する | あまり疲れない |
向いているタイプ | ストイックな方 | マイペースな方 |
呼吸 | 必然的に早くなる | コントロールすることができる |
お金 | 場合によってかかる | かからない |
気分 | 爽快 | 爽快 |
遊び心 | メニューや回数 時間・自分に意識が向く。 そのため遊び心というよりも、 目標を達成する意味あいが強いと思います。 | ・知らない道を探検できる ・興味のあるお店が見つかる ・人と交流できるチャンスが広がる ・視野が広がる |
自律神経の乱れを整えるストレッチ
自律神経の乱れを整えるおすすめストレッチは、深呼吸を取り入れた肩甲骨引き寄せストレッチです。
【おすすめする3つの理由】
① 自らの意思で自律神経にアプローチできる唯一の方法が深呼吸だから ヨガなどで深呼吸をするメリットは、深くリラックスをすることができて副交感神経が優位になるからです。 そうすることで、自律神経の乱れのほとんどを占める交感神経優位になることを未然に防ぐことができます。 ② 猫背や背中が丸くなっている方が多いから 自律神経が乱れている方の特徴として、姿勢不良により呼吸が浅くなることがあげられます。 そうなると脳や体が必要とする酸素を充分とりきれないため、知らず知らずのうちに体や脳、メンタルに影響を及ぼしてしまいます。 ③ 体の後ろ側の筋肉を一気にゆるめ、肉体的疲労をへらし副交感神経優位にできるから 私たちは体の前側よりも後ろ側の筋肉が圧倒的に疲れやすいです。 肩こり・肩甲骨の動きが悪い・背中の張り・ギックリ背中・腰痛・ギックリ腰など。 これらの肉体的疲労はストレスとなり自律神経が乱れやすくなります。
1日の時間は24時間と平等です。
忙しい毎日を過ごす中で、あれもこれも継続的におこなうのは忙しい時間の使い方(交感神経優位)になるため非効率だと考えます。
深呼吸を取り入れた肩甲骨引き寄せストレッチは、上記おすすめする3つの理由を全て補うことができます。
しかも簡単で場所を選びません。
ぜひ、歯磨きと同様に日常生活に取り入れてください。
【手順】深呼吸を取り入れた肩甲骨引き寄せストレッチ
① 足を肩幅くらいに開く
② 両手を後ろで組む
③ 両腕を軽く後ろ側にテンションをかける
※強くテンションをかけると肩関節が痛くなる場合があります
④ 息をすいます
⑤ 息を長くゆっくり吐きます(お腹がへこむくらい)
⑥ 息を吐き切ったあとに自然にまかせて息をすいこみます
⑦ 息を長くゆっくり吐きます(お腹がへこむくらい)
⑧ 6と7を繰り返す
肩甲骨が内側に入る感覚や、後ろ側の筋肉が縮んだり伸びたりするのがお分かりだと思います。
こちらの動画もご覧ください↓
【正面から】
【後ろから】
【目安】
1日3回:歯磨きの前後におこなうと忘れないです。
時間:1回あたり2~3分で充分です。
1日24時間のうち9分投資をするだけで自律神経のケアができる、しかも無料!
気持ちがいいなぁと思う程度でとりくんでください。
お問い合わせ・ご予約の方法
自律神経の乱れでおすすめするツボ
それは百会(ひゃくえ)です。
百会は「百の経路が会う」という意味で名づけられたとされています。
ご参考までにヨガやアロマセラピーで用いられるチャクラは、体の中心線上にあるエネルギーの出入り口として知られ7つあります。
百会は第7チャクラと同じ位置にあり、脳や神経系と深い関わりがあります。
百会の効果:全身の不調に対して効果的です。 つまり万能ツボです。
【百会をおすすめする3つの理由】
① 脳や神経系と深い関わりがあるから ② 他のツボと比べて探しやすく、力もそれほど必要ないため疲れないから ③ とても気持ちがよくてリラックスできるから、しかも万能ツボだから
百会の場所:頭頂部(あたまのてっぺん)
両耳をむすんだラインと体の真ん中のラインが交わる場所。
頭頂部(あたまのてっぺん)あたりで自分にとって心地いい場所で大丈夫です。
日によって百会を中心に、心地いい場所に変えてもいただいても大丈夫ですよ。
【百会を刺激する方法】
どの指でもOKです。 あなたがやりやすい指を選んで、指の先端ではなく指の腹を百会(自分にとって心地いい場所)にあてる。
次に、指の腹を右回りにゆっくり円を描くようにグルグルまわしていきましょう。
【百会を刺激する時間と回数】
時間:気持ちよさが薄れていくまで
回数:お好きなだけ・1日3回(歯磨き前後)・疲れた時など。
自分の身体は自分で守る考えのもと、基本自由です。
ツボ押しは気軽にしていきましょう。
自律神経の乱れを整えるセルフマッサージ
それは、爪もみ療法です。
【爪もみ療法をおすすめする3つの理由】
① 日本自律神経病研究会 終身名誉会長。世界的免疫学者の安保 徹先生が提唱しているから ② いつでも、どこでも手軽にできますし、力がほとんど必要ないため疲れないから ③ シンプルだから
安保先生のセミナーには何度も参加しました。
セミナー以外にも宿泊先から会場までの送迎や懇親会でお話しする機会をいただきました。
安保理論を世に伝えていくのも当院の使命です。
爪もみ療法について
■どの指でおこなうのか?:左右それぞれの、親指・人差し指・中指・小指。
(注) 薬指は交感神経が刺激されやすくなるため、控えておいたほうがいいでしょう。
ただし、不眠・倦怠感・抑うつの場合は、副交感神経が優位になっていることが多いため、活を入れるためにも薬指を刺激しても大丈夫です。
■爪もみの場所:指の爪の生え際にある両側の角です。
※あまり厳密な場所にこだわらなくても大丈夫です
■爪もみの方法:対象となる指の反対側の親指と人差し指で両側からギュッとつまみます。
■刺激量:痛いけど気持ちがいい(効いてそうな感覚)
■時間:一つの指で10秒間ずつ、全部で2分以内。
■回数:1日に2~3回
自律神経のために選ぶ食べ物
インターネットで調べると色々あって迷ってしまう…
せっかくの食事が「これで本当にいいんだろうか」と思いながら食べるのと、納得して食べるのとでは後者の方がいいですよね。
自律神経と免疫学。
安保理論の視点でお伝えする自律神経を整える食べ物のキーワードとなるのが「腸内環境」です。
【理由】
① 腸には脳の次ぎに多くの神経細胞が存在し第二の脳と呼ばれる臓器だから ② 冷え性や低体温の改善には腸を温めることが最適だから ③ 人類の進化の過程で最初にできた臓器が腸だから
腹をくくる・腹が立つ・腹をかかえて笑う・切腹・腹をわって話す・肚落ちする・腹が据わる
ここで1つ質問です。
腹や肚、それで思いうかぶ臓器とは?
そうです、腸ですよね。
ご参考までに食べて美味しいと思うのは脳で、本当に身体が求めているものや拒絶するのは腸です。
美味しいなぁと思っても、お腹を下すのはそうした理由から説明することができます。
これらの視点から自律神経を整える食べ物、つまり腸内環境をよくする食べ物をご紹介します。
【自律神経を整える食べ物】 発酵食品:納豆・チーズ・ヨーグルト・キムチ・ぬか漬けなど 食物繊維:ごぼう・きのこ・さつまいも・おから・海藻類など オリゴ糖:じゃがいも・玉ねぎ・にんにく・キャベツ・とうもろこし・大豆など
自律神経のためにも肚落ちしたうえで食べてくださるとうれしいです。
まとめ
とことん自律神経にこだわって5つ厳選してみました。
といいますのも私が自律神経失調症で悩んでいた時、どれも長続きしなかったからです。
「もっといい方法があるに違いない」
「こんなことで本当によくなるの?」
そんなことを思っていました。
結局のところ、私は自律神経のことをよくわかっていなかったのです。
いや…あえてわかろうとしなかったかもしれません。
正直な話し、体や気持ちがつらい時に、頭を働かせて自律神経のことを理解するモチベーションが続かなかったのも事実です。
人はなかなか変われない、それを痛感しました…
ですので、このブログで紹介しているセルフケアが続かなくても、ご自身を責めることのないようにお願いいたします。
・つづかなくてもOK ・どれか1つでもOK ・ちがう方法でもOK ・時々行なってもOK ・アレンジしてもOK
焦らず、じっくりでいいと思います。
なぜなら明けない夜はないように、健康を取り戻すことは充分可能だからです。
今日お伝えしたセルフケア以外では、こちらのブログも参考になると思います↓
これからも自律神経の乱れでお困りの方にとって有意義な情報を発信してまいります。
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さいごまでお読みいただきまして、ありがとうございました。