ご訪問ありがとうございます。
このブログは自律神経失調症で悩み快復した経験者が語る、自律神経を労わる日常生活の心得をお伝えします。
よく見るようなネットの情報ではなく、長年つらい思いをして思考錯誤をしながら健康を取り戻した独自の視点です。
少しでも自律神経の乱れで困っている方のお役にたつことができればうれしいです。
自律神経をコントロールする7つの心得
自律神経の乱れで悩み健康を取り戻した私が、何に気づき普段どのようなことを意識して過ごしているのか?
よくいただく質問でもあるため、健康的な生活を過ごしていく指南書として参考になさってください。
① 自分にさやしくする
こんな方におすすめします↓
・くよくよ悩んでしまう ・マイナス思考 ・長所より短所の方がたくさん思いつく ・完璧主義 ・自分のことが好きになれない
ポイント
自分にやさしくすることで、他人や物、植物、動物などに対してもやさしくなれます。
穏やか・温厚・受け入れる、自分のことが好き。
これらも自分にやさしくすることにつながります。
そうすることで身体によい影響を与えるでしょう。
② 我慢をしない
こんな方におすすめします↓
・言いたいことを抑えこんでしまう ・頼まれごとを断れない ・自己犠牲 ・自己主張が苦手な(同調してしまう) ・対人関係で大きな壁を作ってしまう
ポイント
我慢(耐える)は日本特有の美学みたいなところがあります。
ただ、いい我慢もあれば身体に影響を及ぼす我慢もあります。
こんな方におすすめしますで取り上げた項目は身体に影響を及ぼす我慢になります。
それらの共通ポイントは、人間関係において我慢につながっていらっしゃいます。
実は我慢は身体に毒とたとえられるくらい、本当に我慢は身体に影響を及ぼしてしまいます。
でも、ご安心ください。
改善策としてアサーティブな関係を心がけることです。
アサーティブとは相手も自分も大切にする自己表現という意味です。
このアサーティブの意味からは我慢につながりませんよね?
さて、どのようにアサーティブな関係になるのかというと↓
① 自分<相手
相手ファースト(相手を意識しているベクトル)を
② 自分>相手
自分ファースト(自分を最優先にするベクトル)にすることで
③ 自分=相手
アサーティブな関係になることができます。
完全なアサーティブにはならないかも知れませんが、それでも良好な人間関係になることができます。
【ビフォー】
相手を意識している場合 我慢・筋肉の硬直・身構える・感情の抑圧・ストレス
【アフター】
アサーティブな関係 自由・筋肉がゆるむ・自然体・感情の解放・ストレスフリー
つまり健康になれるということです。
③ 他人と比べない
こんな方におすすめします↓
・他人の動向が気になる ・劣等感が強い ・嫉妬心が強い ・自分を責めてしまう ・家族や環境のせいにしてしまう
ポイント
隣の芝は青くみえるではないですが、他人と比べてしまうことってあると思います。
けど、その他人のことを全て知っている訳ではありませんよね?
もし、その他人と比べなくなっても、いずれ違う他人と比べてしまうかもしれません。
そういう生き方は疲れてしまいます。
他人と比べるのではなく自分に意識を向ける。
自己成長を図ってもいいでしょう。
とらわれず自然体で生きていくのもOK。
あるがままの自分を受け入れる。そんな感じでしょうか。
④ 感謝の気持ちを持つ
こんな方におすすめします↓
・不平不満をよく言う(思う) ・転職を繰り返してしまう ・食べ物や洋服・空気などがあって、あたりまえだと思ってしまう ・でも、だって、どうせ、だからが口癖になっている ・注意や指摘を受けた時に腹が立つ
ポイント
これは本当に大切だなと思います。
自律神経失調症と診断される前の私は、病院にいけば治してくれてあたりまえ。
そんな考えの持ち主でした。
しかも、なかなか治らないことに対して病院や医師に不満の感情を抱いていたのです。
結局、その感情は自分に跳ねかえってきました。そう、身体の不調という代償で…
「なぜ、こんなことになるんだ!」と自問自答をしたところ、様々なことに感謝の気持ちを持てていないことに気がつきました。
そして、
あたりまえではなくありがとう
そう改心しました。
今はこう思います、様々な経験を積ませていただきありがとうございます。
こんな自分を見捨てずに、注意してくださってありがとうございます。
感謝の気持ちを忘れずに。
⑤ 自分に原因があると考える
こんな方におすすめします↓
・他人のせいにしてしまう ・環境のせいにしてしまう ・人間関係のトラブルが多い ・仕事などで注意をよく受ける ・思ったような人生にならない
ポイント
自分の常識は他人にとって非常識、それは逆もしかりです。
その考えのもと、何かうまくいかないことがある場合は自分に原因があると考えるようにしています。
この自分原因説で体調不良や症状を考えると自分に原因があることが分かってきます。
(もらい事故は当てはまらないかもしれませんが)
たとえば、
・草むしりに熱中して片側の腕や首、腰が痛くなる
・慣れていない靴をはいて長時間歩き膝や股関節が痛む
・TVやスマホを見すぎて寝不足になり頭痛がする
これらの原因は明らかですよね?
原因が分からないと不安になり頭(脳)が疲れてしまいます。
何かあればまず自分に原因がないか考える。おすすめします。
お問い合わせ・ご予約の方法
⑥ 趣味を楽しむ
こんな方におすすめします↓
・特に趣味といえるものがない ・毎日が忙しい ・自分は楽しんではいけないと思っている ・コロナ自粛に疲れている ・昔ほど興味や関心を持たなくなった
ポイント
楽しむの解釈がむずかしいところですが、ブログのテーマから考えると幸せだな~と思えることが趣味を楽しめているんだと思います。
なぜそう思うのかというと、自律神経の乱れで来院される方にヒアリングをすると特に趣味がないとおっしゃる方が意外に多いからです。
でも、よく聞くと「他人のように際立った趣味がない」というケースが多いことが分かりました。
また「こんなことが趣味といっていいのだろうか?」と思っていらっしゃる方もおられます。
それらは③でとりあげた他人と比べないに通じますが、自分で「今の時間の過ごし方いいなぁ」「幸せだな~」と思えることが趣味なんだと思います。
⑦ 雑談をたのしむ
こんな方におすすめします↓
・些細なことでイライラする ・クヨクヨと考えてしまう ・夫婦(親子)の会話がへってきた ・聞き役が多い ・コロナ自粛で気がめいりそう
ポイント
物質的に豊かになった日本。
国内・海外問わず、様々な食べ物を選べるようになりました。
何か必要な物が欲しくなれば、コンビニエンスストア・ホームセンター・スーパー・ドラッグストア・ネット通販など、容易に手にいれることができるようになりました。
その一方で、人間関係の希薄といいますかドライといいますか対人関係で深く入り込こまない。
そんな世の中になったと思います。
しかも、コロナ禍で話しをする機会が一気にへりました。
マスク越しで声がこもりますし表情もよく分かりません。
だからこそ雑談を楽しむ
ご家族であれば、家族が関心のあることを話してみたり、ユーモアな一面をだしてみる。
ご家族以外では、今の時代はオンライン通話で話しをすることができるようになりました。
私も何度かZOOM飲み会に参加をしました。
気心しれた仲間と近況報告をし合えたことで安心感に包まれました。
また交流目的ではじめての方と話しをした際には、他府県の方から「大阪弁っていいですね」といわれるだけでうれしい気持ちになりました。
私からすれば他府県の方の言葉も新鮮で、大阪に居ながら旅行先で話しをしているようなワクワクする感じがあります。
たわいもない雑談や近況報告など言葉のコミュニケーションは心の交流になります。
コロナ時代になったからこそ、とても大事だと思いませんか?
まとめ
自律神経失調症になる理由は生き方といっても過言ではありません
ですので、7つの心得を書こうと思ったのです。
同じ生き方で表れる体調不調の代表例として生活習慣病があります。
生活習慣病になる要因。
具体的には運動不足や偏った食生活は、いわば生き方です。
もっというと習慣は生き方そのものです。
それと同じように、たとえば我慢や他人と比べることも生き方がそうさせています。
つまり、生き方が不調や症状を招く。
そういう視点をもった方が一人でも多く増えれば、世の中に健康な方が増えていくでしょう。
ぜひとも今日お伝えした7つの心得や、他のブログで自律神経のことをもっと知っていただき、ご自身の力で健康を取り戻していただきたいです。
これからも自律神経の乱れでお困りの方にとって有意義な情報を発信してまいりますので、ブックマークへのご登録やあなたの周りでこのブログが必要な方がいらっしゃいましたらシェアをお願いします。
さいごまでお読みいただきまして、ありがとうございました。